「【”腐った街は正しき者を傷つける。”独特の世界観と、モノクロームを基調に時に色彩を塗す映像とエロティックヴァイオレンスなスタイリッシュムービー第二弾】」シン・シティ 復讐の女神 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”腐った街は正しき者を傷つける。”独特の世界観と、モノクロームを基調に時に色彩を塗す映像とエロティックヴァイオレンスなスタイリッシュムービー第二弾】
ー 前作でジョン・ハーティガン(ブルース・ウィリス)を殺されたナンシー(ジェシカ・アルバ)は、酒場の踊り子をしながら、町を牛耳るロアーク上院議員(パワーズ・ブース)の命を狙っていた。それを観ているマーヴ(ミッキー・ローク)。-
■今作では、
1.ロアーク上院議員に、ポーカーで挑むジョニー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)と、偶々知り合ったマーシー(ジュリア・ガーナー)の話と
2.妖艶な悪女、エヴァ・ロード(エヴァ・グリーン)と、元カレのドワイト・マッカーシー(ジョシュ・ブローリン)との、因縁の絡みと
が入り混じりながら、物語は進む。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・前作同様に、独特の世界観と、モノクロームを基調に時に色彩を塗す映像とエロティックヴァイオレンスシーンの数々は変わらない。
アーティスティックでもあり、魅力的である。
・二つの話のうち、ジョニーがロアークにポーカーで挑む話は、2回登場し、途中でジョニーがロアークの私生児である事が明かされる。
そして、二度ともジョニーが勝つのだが、その度にロアークは暴力で解決するのである。
・個人的には、エヴァ・ロードを演じたエヴァ・グリーンの大きな瞳と、エロティックさにクラクラする。この稀有な女優は悪女も見事にこなすのである。
<そして、ナンシーはロアーク上院議員の部屋に侵入し、ゲイル(ロザリオ・ドーソン)の助けを借りながら、見事に本懐を遂げるのである。
今シリーズは、独特の世界観と、モノクロームを基調に時に色彩を塗す映像とエロティックヴァイオレンスなスタイリッシュムービーなのである。このような作品は、ナカナカないのである。>