イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密のレビュー・感想・評価
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1番好きな映画です
洋画にハマったきっかけであり一番好きな映画です!
難しいところもあるので一回見ただけではよくわかりませんでしたが見れば見るほど理解が深まって泣けます
とてつもない偉業を成し遂げたアランチューリングの人生がなんとも切なく言葉にならない気持ちになって泣きまくります!!
俳優方の演技も本当に素晴らしいです
キーラナイトレイもベネディクトカンバーバッチも大好きです!!
学生さんなら戦中史に興味が持てるとおもいます!!
LGBTについても考えるきっかけになるとおもいます
友人に知ってる人がいないのでもっと色々な人に知ってもらいたい映画です!!
単純なエニグマ解読物語ではありません
たった半世紀くらい前まで、イギリスでは同性愛が違法だったというのは知らなかった。
彼の苦悩と 、仲間との友情と、ミッションの遂行。
あんな終わり方は悲しすぎる。
アスペルガー症候群と同性愛
コンピュータの基礎を作ったともされるアラン・チューリングの半生。調べてみると、少年期の子役がそっくりなので驚きました。人付き合いの面ではダメだったが、エニグマ解読機にかける情熱は素晴らしいものでした。ドイツ語は知らないけどパズルは得意。ブリッチリーに呼ばれたときから自信満々だったのも興味深い。
冒頭では泥棒が入ったとして刑事が訪れる中、青酸カリをこぼしたなどと言ってましたが、これも史実(異論もある)に沿っていたのですね。研究室の中で毎日エニグマの設定を変えてくるドイツ軍。1日18時間のうちに解読しなければ意味をなさない緊迫した毎日。その間にも兵士がドイツ軍にどんどん殺されていく事実にも無関心ではいられない。
巨大な機械。ローターがどうのこうのとか、専門的なことはさっぱりわかりませんが、人間の手作業で換算すると2千年かかるという解読作業。それを短時間で行わなければならないという命題が与えられたのだ。
「クリストファー」と名づけられたマシン。彼のイジメに遭ってた小学校時代、暗号論を教えてくれた唯一無二の親友の名前をつけたのだ。同性愛者は当時のイギリスでは犯罪。不条理な世界で生きていくことも辛いが、当面は戦争に勝つという信条で開発に没頭していた。ようやく固定文を排除することで完成し、研究所内でドイツ軍の戦力を分析していたら、同僚ピーターの兄の乗った船が狙われていることに気づく。大義のため多少の犠牲は・・・と、つらい選択をしなければなかった。さらにスパイ疑惑も。
好きなエピソードはデニストン中佐をすっ飛ばしてチャーチルに直訴したところかな。それと、少年クリストファーが死んだとき、「友達じゃない」と言っておきながら涙をこぼすアランの姿。
タイトルなし
実話に驚き、男女愛を超えた友愛で支える元夫婦に感動。主人公の戦後の過ごし方、一番の功労者が報われず、救った国に自殺まで追いこまれたのが皮肉。冒頭の何を盗まれたのか不明。
実在した天才数学者
1940年代ドイツが使う暗号エニグマ。
これを解読し戦争の早期終戦に貢献したアラン・チューリングの知られざる功績を描きます。
彼は現在のコンピュータの基礎を築いた人物でもあり、当時は軍事機密だった為50年以上経ってから功績が明るみになりました。
ドクター・ストレンジのイメージが強かったので
カンバーバッチこんな演技もできたのかと驚き←失礼
途中ピーターの兄が乗っている船を見捨てるシーンは何とも言えない気持ちになりました。
正しいけど辛いですよね…
現実ではチューリングは青酸カリ入りのリンゴを齧って自殺したとか
Apple社のロゴはここからきてるのでしょうか…
数学者と戦争
ドイツ軍との戦争中、数学者達が極秘任務として暗号解読するお話
主人公は暗号解読を達成させるも極秘任務だったため全てなかったことにされてしまう
今のコンピュータの始まりを作る
生きている間に賞賛されるべきだったのに
あのリンゴのマークはこれだったのか
アラン・チューリングという人物がいた事で、終戦が早まり、今のこの便利な世の中になっていることを忘れてはいけないなぁと思った
辛すぎる
彼が人間になっていく姿を見ていた気がしたけど、彼は元々人間だった。
意外な人が思いもよらず光をもたらす、って言っていたけど、彼の光はどこにあったんだろう
なんだか感傷に浸ってしまって恥ずかしいけど、毛色の違う戦争映画でとても心に残った。
50年という歳月
絶対に解読不能と言われたドイツ軍の暗号エニグマを解読した、アラン・チューリングというひとりの数学者の話。
全く予備知識なしで観始めたので、まさかLGBTQの要素が入ってくるとは思わなかった。ほんの50年くらい前まで、イギリスでは同性愛が犯罪だったとは…申し訳ない、全く知らなかった。
捕まった者には、投獄かホルモン投与という恐ろしい二択が待っている。人権も何もあったもんじゃない。
「あなたが普通じゃないから、世界はこんなに素晴らしい」
彼に大きく影響を与えた女性からの心を揺さぶる一言も、迫害を受け衰弱しきった彼の耳には届かなかったのか。
第二次世界対戦を2年早く終わらせた上にコンピューターの礎まで築いた彼の人生は、あまりにも早く幕を閉じた。惜しくてならない。
戦争後もエニグマ解読を隠していた本当のわけ
面白かった。
調べたら益々面白かったので見た後に検索かけるのをオススメします
エニグマ解読のみかと思えば戦争を終わらせるために目的が変わっていて面白かった
主人公がなんだがいたたまれない、
コンピュータの名前も興味深かった
インターネットの知識だが、戦争後エニグマ解読を隠していたのはエニグマを手に入れたイギリスが他国に解読困難な暗号機のエニグマ!と言って売りさばいて、他国のエニグマでのやり取りをイギリスで解読して外交関係を優位に立つという理由だったとして鳥肌が立った
【自らの性癖への偏見を乗越えた天才数学者”アラン・チューリング”という第二次世界大戦の終戦に貢献した方を知った作品。面白き事、限りなし。】
天才数学者であり、ドイツ軍の誇る暗号機エニグマの暗号を解読したアラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)の数奇な人生を描いたドラマ。
この方の性癖を含めて、数奇な人生を見事に演じたカンバーバッチ氏の佇まい及び周囲(学友ジョン・クラーク(キーラ・ナイトレイ)等)の暗号解読に眠る時間も惜しんで取り組むチームの奮闘振りにも思わず引き込まれた作品である。
アランが、ジョンに自らの性癖を告白し、婚約を解消するシーンの二人の表情。(それは、ジョンの身を案じての事でもあった。)
戦争終結に多大な貢献をしながら、その性癖故に人間性を打ち砕かれるような仕打ちを”英国政府”から受けたアランの謎めいた死。
だが、英国政府がアランの功績を50年以上秘匿し続けた事は、矢張り彼の不自然な死には、何らかの政府の関与があったとしか思えないよなあ、と思ってしまった作品。
<第二次世界大戦後の時代、同性を愛する性癖を持つ人間は、あれだけの功績を残していても、死を選択するしかなかった時代だったのか、という哀しい想いを見る側にしっかりと伝えた作品。>
<2015年3月15日 劇場にて鑑賞>
題名は「エニグマ」がよかったな、と。
敬遠しがちな緑色の画像と、イミテーションゲーム〜エニグマと天才数学者の秘密〜という面倒臭そうな題名。。。
それを1ステップ乗り越えてぜひ色んな方に一度観て頂きたい。
実話に基づくはなしだが、脚本が秀逸。数学など関係なく分かりやすい内容になっている。
良かった点3つ
1.暗号解読の話と、ソ連の二重スパイがいる事の同時進行。誰がスパイかさぐりながら観れる楽しみがあった。
2.裏で操っている上司の、頭のキレ具合い。唸る物があった。台詞も良い。
3.冒頭シーンからエニグマ解読まではさほどでも無く観ていたが、その後のわずか30分程度の怒涛の展開。尺の使い方にセンスを感じる。
イマイチな点2つ
1.野暮ったいシーンが数ヶ所あり、残念であった。
・ジョーンの家族にアランが説得しに行った時のジョーンの表情がオーバー。
・研究を止められそうになった時の仲間の団結感と音楽が私的には寒い。
・ジョーンの職場仲間の女性のビッチ感がオーバー。
・エニグマ解読直後、僕の兄さんが乗ってる船なんだ&何故助けてはいけないのかの説明(ジョーン)はしなくて良い。分かるから。
その辺り、もう少しだけクールに作ってほしかった。
2.題名も含め、全体の雰囲気や印象が芸術性に欠ける。
主役がカンバーバッチである事が芸術性の集中点のようにも感じる。それ程までに彼は個性的な役者だし、この役に合っている。
それ以外は芸術性の高いシーンが無く、敢えて削ぎ落としているのか、と思うほど。
あと20分長尺にして美しいシーンや、印象的なカットを作り込んで欲しかった。全体的に残る雰囲気が映画として物足りなく、内容が良いだけに勿体無い。
以上
アランは青酸カリを含んだ林檎を食べて死んだという事を記事で読んだが、それは映画内ではなぜ語られなかったのか…
やはりスティーブ・ジョブズのアップルはアランの林檎からきているのだろうか…
鑑賞し終わってもなお広がりを持たせる映画であり、歴史のある意味での中枢部を垣間見せられ、現在までの繋がりを感じさせる良い話だった。
ゾクっとくるよね。
amazonプライムで観る。
ベネディクト・カンバーバッチのファンだけに、気になっていたものの、観る機会を失っていた。
この作品は現代の我々が知らなければならない戦争の真実の一面を描いた作品だと思う。
アラン・チューリングについては、スティーブ・ジョブズの伝記などで何回か目にしていた名前だが、どういう人物なのかまるで知らなかった。
現代の電子計算機の誕生の秘密がここにある。戦時下のイギリスでどのようなチームによってナチスドイツの暗号解読がなされたか。
「ダンケルク」「ウィンストン・チャーチル」と繋がって、イギリスの対独戦の秘密が語られる。
諜報合戦、やるかやられるか、暗号解読が間違っていたり失敗したり時間がかかりすぎたりすれば、味方の被害、死者は確実に増えてゆく。
時代が.....
第二次世界大戦、イギリスとドイツの戦争の背景にあったエニグマ暗号化の解読を、天才数学者の半生の視点から捉えた本作。
世界平和の視点から、個人化か全体か。
その時代に禁じられていた同性愛。
いろんな視点で見ることが出来る。
切ない。
孤独。
でも世界を救う人は定められた人でもはなく思いがけない偉人かもしれない。
今やっと2013年に恩赦で偉業を称えられた。
凄いことにをやってくれた。
そんな話を垣間見ることができた。
天才
約100年前にコンピューターを作った人がいるなんて。
2時間に凝縮されてるけど本当はもっと苦悩の連続だったんだろうな。天才すぎ
ミスクラークは実存した人物なのか?
もし実存してたらすごい。
国を救った英雄なのに同性愛者だからって自殺に追い込むのは酷い。
同性愛者は投獄されるとか本当に怖い時代。
男性ばかりだけど女性の場合どうだったんだろう。
天才と嫌な奴の組み合わせに心当たりが
同性愛、発達障害、戦争と、個人的に最近興味がある要素が無理なく主人公の人生として描かれているところが良かった。ホルモン投与も衝撃的だったし、男女の描き方がまた自然で良かった。最後の文字での説明シーンでは、胸がギュとなるような不思議な感じになった。教授の孤独や対人の恐怖が自分のことのように感じられた。
すっかりゾッコンに…
昔はベネディクト様派ではなくて存在は知ってても
手を出さず見るのを遅らせていたというかんじ。
だけど今作から入って演技も良かったし声も◎
キーラナイトレイも久々に凄く良かった。
作品自体もあからさまなスパイ物で売ってなくて
だけど様々な交錯や回想を含んでいて素晴らしい。
戦下ということが、あまり伝わってこないこと、
物語の運びが、2回観た私として、捜査官との
会話をしつつ運ばれる形がイマイチだったので
-星1つですが人間模様ものとしては良作品。
英語の勉強にも凄く良かったです。
それでも久しぶりに2回見てしまった良作です。
homosexualだとキーラに打ち明けるところの
キーラのセリフは素晴らしかったし、共感した。
特にI've spent entirely too much of my life
worried about what you think of me
or what my parents think of me...
つい自分と重ねてしまった。
何より学生の頃の友人クリストファーから
掛けられた優しい言葉も私の胸には響きました。
sometimes it's the very people
who no one imagines anything of
who do the things no one can imagine.
解読は成功し何万人もの軍人や民間人をすぐにでも救えるというのにそれが出来ないもどかしさ
神ではないのに人間の生死を選択できる残酷さ
今や考えられない
同性愛者だからという理由で49000人も殺されたなんて
エニグマの幼少期の所で泣いてしまった
自分でも泣くとは思わなかった、、
クリストファーとジョーンが居て良かった
「クリストファーがいないと本当に困ったことになるんだ」終盤主人公がつぶやきます。彼の才能、彼自身を理解してくれ、いじめられた時にも助けてくれた唯一の人。母親からさえも理解してもらえなかった彼を少年時代に支えてくれた。。。どんなに一人の人に才能があってもより多くの才能が集まった方が良いアイディアが生まれることの大切さ、また人と仲良くしていくためにコミュニケーションをとることが重要であることを教えてくれたジョーン。映画のストーリーがどこまで実話に忠実だったかわかりませんが、なんか浮いてしまうことが多い私にとっても他人ごとではありませんでした。どんなに才能があっても良き理解者がいることに勝る幸せはありません。
人か機械か、深く考えさせられます。
総合 :86
ストーリー :20
キャスト :16
テンポ :18
演出 :14
見返したい度:18
チューリングの伝記を一度読んだ事はありましたが映像にしてみると当時のチューリングに対する残酷なまでの仕打ちがよく伝わってきます。
この映画はセリフの言葉選びが秀逸です、こんな言い方があるのか、言葉を変えるだけでここまで印象が変わるのかという表現がたくさんありました。
チューリングを認めていなかったヒュー達が彼を認めた時は身震いする程でした。
チューリング自身はアスペルガー症候群だったと言われていますがその中でも特に人との付き合い方が苦手な人だったのでしょう。そんなチューリングを所作含めて演じきったベネディクト・カンバーバッチはやはり凄く良い俳優ですね。
ジョーンとの51年に戻ってからのやり取りは切なくて虚しくて当時の政府に対する憤りもあって見てられなかったです。同性愛が投獄される程の罪だったという事もこの映画で初めて知りました。
総じて良い映画です。悪い所は思いつきません。
想像とは違ったストーリーでした
暗号読解するのにいろいろな試行錯誤や閃きがあり、解けてめでたしめでたし!なストーリーと思いきや主人公の人間的な葛藤や社会情勢にフォーカスした映画でした。予想に反した内容だったが、これはこれで面白かった。
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