イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密のレビュー・感想・評価
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何とも 切ない・・・
終わった後 切なさと悲しさが残りました
偉業を成し遂げた人なのに あのような最後を遂げるとは・・・
しかし 戦争によって コンピューターを開発したとは
何とも皮肉なことですね
戦争によって 色んなものが 発明され 今の時代に
生かされているといのは よく 聞きますが・・・
最近 観た映画の中では 作品としては よくできていると
思います
テンポが良くてさらっと見れる
戦争を影で支える、操る数学者のお話。
こんなことが実際あったなんて、ちょっと信じられない。と思うのは戦争が身近ではないからなのかもしれない。
こういう作品が増えてくれると面白いだけではなく、勉強にもなると思った。
誰も想像もしなかった人物が想像できない偉業を成し遂げる
タイトルのイミテーションゲームとは、コンピューターが人間並みの思考力をもっているかを判定するテストの事で、チューリングテストともいう。これはこの映画の主人公アラン・チューリングからとっている。
アラン・チューリングは、かなりの変わった人物で、人に好感を持たれようとしないタイプの人間であった。まさに冷酷なコンピューターのような人間でもあった。
また、エニグマというナチスの暗号を解読後もナチスに解読された事実を悟られないよう、解読しても重要な情報以外は秘匿し、人の生き死にを冷酷に制御していた。こうした行いも、まさにアランチューリング自身がコンピューターでもあるかのように意図的に映画では描かれる。タイトル通り、この主人公に対して人間かコンピューターかというイミテーションゲームを観客がしているかのような映画となっている。タイトルの二重構造だ。
後半のアラン・チューリングが当時のくだらない法律のせいで、孤独に悩む姿は英雄のそれではない。英雄がこんな扱いを受けなければならなかった非情を、英国の負の側面としても描いているのは凄く良いと思える。
後半ラストで、計算機につけていた名前クリストファーが子供の頃の友人であったとわかる。彼はコンピューターに人間並みの思考をさせ、亡き友と再び会話をしたかったのかもしれない。そして、自分の気持ちを伝えたかったのかもしれない。そう思うと、ものすごく切ない気持ちにさせられる。
どう言うべきか?という感じ…
内容としては,かなり好きな感じだが、気軽?気楽?には,観れないなぁ〜⁉️と感じた事も付け加えたい所… 考えさせられるし&悪く言えば,たまにでいいやぁ❓という感じなのも正直な感想かなぁ〜^_^
脚本、演出、出演者が全力を尽くし一人の男が影で生きた厳しい人生を繊...
脚本、演出、出演者が全力を尽くし一人の男が影で生きた厳しい人生を繊細に描いた秀作。
題材的に光の部分を絞りたくなるがこの主人公アラン チューリングがそうはさせない。彼が生きた影の部分が強ければ強いほど観るものは一緒に悲劇を味わい落涙を選択せざるを得ない。自ら作り上げた機械に執着したシャーロックことカンバーバッチ、彼の側にに寄り添い励ましたキーラナイトレイ、今年No. 1に近い作品ですね。
オススメです
興味深く見ることができた。
頭じゃなくて、心で観る映画でした。
自分が普通じゃないと悩む天才数学者が、ドイツ軍の解読不可能といわれる暗号エニグマの解明に挑む史実を基にした作品。
天才数学者という言葉に一瞬私はひるんだ。分けが分からない論理で、上映中目蓋の重さに耐えられるだろうか…。そして、鑑賞後の私の感想は最初のとおりでした。
知る喜びもさることながら、今まで知られることのなかった孤独な天才の切ないドラマにも心打たれる作品でした。
おすすめ
ひさしぶりに見応えある映画。
歴史的背景を詳細に描いていて、
引き込まれる内容。
キャストも素晴らしい。
もう少し説明が欲しいと思うところも
あったけれど、逆にコンパクトに収めて
正解。これ以上長いとだれる。
面白かったです!!
★5個以上の作品
近年稀に見る傑作。
人間とは何なのか...それを深く考えさせられました。
1人の天才の偉業と苦悩、そして彼を取り巻く壮大すぎる背景と人間の動向。時間が経つほど引き込まれ、鳥肌が立つほどの名作でした。
ベネディクトカンバーバッチがかなりのハマり役。演技も素晴らしかった。
SHERLOCKの大ファンというのもあったからかカンバーバッチさんの変わり者の天才役がとても自然に見えました。
感動するというシーンが特にあった訳ではないですが、アランチューリングという人間の生涯とそして何より映画自体の素晴らしさに感動して涙が出てしまいました。
本当によかった...!
非業な天才数学者
実話を下にした作品。第二次世界大戦当時、解読不能と言われたドイツの暗号“エニグマ”。その解読に挑んだ、悲運の天才数学者アラン・チューリングを描いた作品。
アラン・チューリングがエニグマを解読したのは知っていたんですが、コンピューターの原型を作ったと言うことは知りませんでした。そりゃそうだよね。あんな強固な暗号は、機械の力を使わないと解けないですよね。ドラム式で、非常にプリミティブですが。
アラン・チューリングが、エニグマの解読のみならず、その保秘に付いても関与していたことは知りませんでした。劇中では、解読して早速、自国の民間船団に危機が迫っていることが判るのですが、エニグマ解読の秘密を保持するために、船団保護を諦めています。暗号の保秘のために黙殺されたドイツ軍の暗号解読いつくもあったとも言われていますが、現実を見ると、厳しい判断の結果と言うことですね。
不思議に思ったのは、チューリングは、エニグマ解読を果たした英雄であるにもかかわらず、後に同性愛行為で告発された時、MI6が全く介入する気配を見せなかったこと。イギリスは階級社会ですから、如何に戦争の英雄であろうとも、異端の同性愛行為に及んだチューリングは、全く保護するに値しなかったということなんですね。
かの有名なスチュワート・ミンギスも関係者。彼の苗字は“メンジース”との記載もありますが、劇中のセリフを聞いていると“ミンギス”に聞こえます。よって、この項では、その音に従いました。
良かったです。
ベネディクト・カンバーバッチが好きじゃなくて観ようかどうか迷ってました。でも話の内容が気になったのとアカデミー賞に名前があがっていたのとで気になって観てみました。
結果は…観て良かった!
感動しました。
カンバーバッチの演技の上手さに脱帽です。顔だけ見て好きじゃないとか言ってごめんなさい…。彼が演じるチューリングは不器用で孤独で、でも純粋で善良で人一倍愛に溢れた人物でした。初恋の人を想う気持ちも健気で、思い出しても涙が出てきてしまいます。寄宿学生時代の2人を演じた子役がかなり上手でした。繊細な演技をこなしています。
キーラ・ナイトレイも素敵でした。
最後に2人がチューリングの家で話をするシーンがあるのですが、彼を想い一生懸命声をかける彼女の演技にも涙が出ました。
悲劇の天才、その人生を思うと不憫で切なくてたまりませんが、とても感動する映画です。機会があればもう一度観たいです。
アランチューリング必見
素晴らしい、
ベネディクトカンバーバッチの、チューリングの繊細且つ頭が良すぎる数学者の変人ぶりは、長距離ランナーであることも、ゲイであることも含めて、ステロタイプな天才像から離れて、とても良い。周囲の天才たちもも、クロスワードパズルの天才、チェスの天才など、それぞれ特色ある天才たちを演じていて、型にハマった天才像ではない天才達を表現することに成功している。
普通じゃなくてもいい。
主人公のアラン・チューリングについては全く予備知識がないまま鑑賞したのですが、派手さは全くなく、どちらかというと地味で変わり者。
でもその功績はものすごいんです。
人間、完璧な人なんかいません。変わり者でもいいのです。 普通じゃなくてもいいのです。 自分というものをしっかり持つ。 それが大事なのかもしれません。 そう思える作品でした。
誰がコンピューターの父を殺したのか
今から50年前の話。人と違うことが何よりも罪に問われる時代に、多くの人々の命を救った1人の英雄の物語。多くの人を救ったはずの彼を殺したのは「救った人たち」だったのだ。
ベネディクト・カンバーバッチが大好きなので演技にはあえて触れません...
ベネディクト・カンバーバッチが大好きなので演技にはあえて触れませんが、映画の出来としては少しテンポの悪い箇所があって、退屈したかなと。
実話をもとにしているということで、カンバーバッチが演じたアラン・チューリング博士は、エニグマを解読するわけなんですが、それに用いたマシーンの製作には当時はあまり賛成を得られませんでした。そのエニグマ解読に役立つマシーンは、今でいうコンピューターの基礎となったと思うと、本当にすごい天才数学者だったんだなと。
エニグマ解読により、戦争が2年早く終戦したと言われてますが、今の教科書にはノルマンディー上陸作戦は載っててもチューリング博士のことは載ってないと思うので、ぜひ改定して欲しいなと思います。
エニグマ暗号解読の裏側
カンバーバッチの演技力すごい。
変人で天才の苦悩。
そして暗号解読後のさらなる苦悩。
先端技術は戦争を機に発明される事が多いがこうしてコンピューターの基礎が産まれた事は50年間隠されていたという。
いろんな側面から何が正義かを考えさせられる。
散りばめられたメッセージ
株式会社イシダ・FM京都提供試写会にてお先に。とても良かったです。
ベネディクト・カンバーバッチの演技が特に素晴らしい。見事にアラン・チューリングという実在した人物を演じきった。チューリングという人を理解しなければ、あの様な演技はできないと思います。
また、アカデミー脚色賞を受賞されましたが、その方のスピーチや、アラン・チューリングの生涯を振り返ると、映画を観た後になるほどな、と思いました。
英雄なのか、犯罪者なのか。天才数学者の秘密とはなんなのか?「イミテーションゲーム」が意味するところは?
是非もう一度観たい!
そう思える一作でした。
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