「超女子映画、但しドヤンキー風味。」美女と野獣(2014) 好きこそモノのヘタレなれさんの映画レビュー(感想・評価)
超女子映画、但しドヤンキー風味。
宣伝に一点の嘘偽りも無い超女子映画!…なのにこのオッさんが楽しめた、それが全ての一本。
そもそもヴァンサン・カッセル目当て観に行って。
当然オイオイ!てな部分も多々あれど。
とにかく色彩も含め幻想的な画面作りがステキ!
レリゴーなんて言わせてくれない、甘く無い話の流れもまた苦く心地よし。
ただベルが田舎ヤンキー気質なのが…
いや、寧ろ「悪い白人気質」なのが本当に気を削がれた。
「頭に来ると直ぐに暴力」
「無ければ有る奴から奪え!」
なんて土人と変わらぬ描写が、そこら中に出てきて。
そのルールでヒロインまで動いてんだもんなぁ…涙
ブーブー言っても。
ネズミーのアレと、比べるのは愚かしい別物なのは確か。
その文句を付ける眼を忘れられれば、十分楽しめる作品。
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