ヴェロニカ・マーズ ザ・ムービーのレビュー・感想・評価
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お友達になりたい
ドラマを見てない人には退屈
法律事務所の面接もパスしようとしていた矢先だった。ボニーはバスタブで死んでいたのだが、警察が現場に来たときにはローガンが近くで倒れていたとのことだった。
捜査していくうちに、行かないと決めていた同窓会に参加してしまうことになり、過去の死体遺棄事件も浮上してくる。一番怪しいと睨んだ、同じく同級生のジア(クリステン・リッター)に絞り込むのだが・・・といった展開。
ヴェロニカ自身もセックスしているビデオが流出しているし、同級生たちもそんな流出ビデオがいっぱい(笑)。やがて証拠を掴むきっかけになったのがスパイウェアが仕掛けられていたタブレットだとわかる・・・など、時代はまさにIT依存。男女の関係も同級生を中心に無茶苦茶になっている。ストーリー自体は普通のミステリーだが、時代を感じる内容だった。またTVドラマの延長線上にあるので、ドラマを見てない人には退屈なのかも。
ヴェロニカとファンの同窓会
クラウドファンディングによる制作
ベロニカ・マーズが映画化され、公開された。日本では劇場公開の予定は不明だが、TSUTAYA TVでオンラインで観ることができたので、視聴してみた。
ベロニカ・マーズはTVシリーズでシーズン3まで放映されたが、続編についてはワーナーブラザーズが資金提供しないことにしたため制作されたなかった。そこで、脚本を書いた人やベロニカ役のクリスティン・ベルが、クラウドファンディングのKickstarterを通して、ファンから資金集めを行って制作した作品である。資金調達開始から10時間で目標の200万ドルを集め、最終的には570万ドルを集めたそうだ。
アメドラの最大の欠点は、視聴率が思わしくないと、すぐに打ち切られること。コアなファンがいる場合には、そういったファンの不満がたまることになる。クラウドファンディングによる製作は、そういった意味では、新しい形のアメドラのあり方を示しているのかも知れない。
ドラマの内容も、TVシリーズを引き継ぐもので、ストーリー展開も秀逸。TVシリーズの俳優がほとんど出演しているのでTVシリーズの視聴者には懐かしくもある。続編もありそうな終わり方だったので、次作も期待できそう。
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