「主人公が犬である必然性」天才犬ピーボ博士のタイムトラベル うそつきかもめさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公が犬である必然性
博士である犬が、養子をとり、何不自由なく育て、尊敬もされているが、犬であるが故に、周囲の理解もなく、子供も親を認めない、という、非常に重いテーマを扱っている。
原作付きの有名なキャラクターならともかく、主人公が犬である必然性や出自は一切説明なしで、犬だけど天才で、数々の発明で富を築き、ついにタイムマシーンを発明したというバックグラウンドは、もう見て納得するしかない。そこが理解できないと最後までこの作品の良さは伝わらないままだろう。
とにかくちょっと残念な出来栄えの作品だった。
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