「同情するなら愛をくれ」花宵道中 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
同情するなら愛をくれ
吉原で生きる花魁たち。
吉原題材の映画と言うと五社英雄監督の『吉原炎上』が有名。
その五社監督の作品のファンを公言する友近も出演。
だからと言って僅かでも期待は禁物。
そもそも原作が“R18文学賞”とか言う女性の為の官能小説。
チープな悲恋メロドラマ、濡れ場の安っぽいOVA成人指定映画レベル。
それでも唯一褒められるのは、安達祐実の熱演。
ヌードシーン、おっぱい揉まれ(津田寛治、役得…?)、喘ぎ声が止まらない大胆なラブシーン…。
「同情するなら…」と言っていた子役時代を知ってる者としては、度肝を抜かれる。
可憐さ、儚さ、美しさ、艶っぽさ。
こういう役も出来る大人の女優さんになったんだ…。
感慨深く思いつつ、見ながらもし芦田愛菜だったら?…と思うと、何だか複雑。
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