劇場公開日 2022年4月29日

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「【”本当に最低だ。”男は自分の生き方も死に方も自分で決める。自由奔放に生きる男女のストーリー展開のテンポの良さも良き作品。】」勝手にしやがれ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”本当に最低だ。”男は自分の生き方も死に方も自分で決める。自由奔放に生きる男女のストーリー展開のテンポの良さも良き作品。】

2024年2月18日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

■自動車泥棒のミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)は、マルセイユで盗んだ車を走らせている道中、追いかけてきた警官を射殺してしまう。
 その後にパリへと向かい、かつてベッドを共にした女性・パトリシア(ジーン・セバーグ)と気ままな日々を送ろうとしていたが、警官殺しの逃走犯として新聞に載ってしまう。

◆感想

・ジャン=ポール・ベルモンド演じるミシェルと、ジーン・セバーグ演じるパトリシアのテンポ良き会話が、前半は魅力である。

■パトリシアはミシェルの行いを新聞で知り、密かにヴィダル刑事に密告の電話をする。

<ラストは警察に追われたミシェルが背中を撃たれ、よろよろと街中を走りながらも斃れ、”最低だ”と呟き絶命する。
 パトリシアは”?”最低って何のこと?”とケロッとした顔で言い、彼女の顔のアップで暗転。
 現在、この作品を見たら”なんじゃ、こりゃ!”だが、今作がその後の作品群に与えた影響(ジャンプ・カットとかね。)を考え、評点とする。>

NOBU
きりんさんのコメント
2024年2月18日

ナンセンス・コントでした。
でもお洒落なところがズルいです。

きりん