「【”本当に最低だ。”男は自分の生き方も死に方も自分で決める。自由奔放に生きる男女のストーリー展開のテンポの良さも良き作品。】」勝手にしやがれ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”本当に最低だ。”男は自分の生き方も死に方も自分で決める。自由奔放に生きる男女のストーリー展開のテンポの良さも良き作品。】
■自動車泥棒のミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)は、マルセイユで盗んだ車を走らせている道中、追いかけてきた警官を射殺してしまう。
その後にパリへと向かい、かつてベッドを共にした女性・パトリシア(ジーン・セバーグ)と気ままな日々を送ろうとしていたが、警官殺しの逃走犯として新聞に載ってしまう。
◆感想
・ジャン=ポール・ベルモンド演じるミシェルと、ジーン・セバーグ演じるパトリシアのテンポ良き会話が、前半は魅力である。
■パトリシアはミシェルの行いを新聞で知り、密かにヴィダル刑事に密告の電話をする。
<ラストは警察に追われたミシェルが背中を撃たれ、よろよろと街中を走りながらも斃れ、”最低だ”と呟き絶命する。
パトリシアは”?”最低って何のこと?”とケロッとした顔で言い、彼女の顔のアップで暗転。
現在、この作品を見たら”なんじゃ、こりゃ!”だが、今作がその後の作品群に与えた影響(ジャンプ・カットとかね。)を考え、評点とする。>
コメントする