「奇跡的な事をなるべく差っ引いて考えてみた。」サン・オブ・ゴッド かずぴん@cinemaさんの映画レビュー(感想・評価)
奇跡的な事をなるべく差っ引いて考えてみた。
新約聖書のイエスの生涯。っていった映画なのはわかったけど、奇跡的な部分が派手じゃなくていいかも。
イエスを実在の人間としてとらえて考えた時、この映画の中での言葉を素直に考えると「哲学」だな~って思うわけです。
「イエス哲学」宗教が生まれる過程は、常に生きる事への苦しみがあるわけで、当時は今とは比べ物にならないくらい苦しかったんだと思う。それを思うと言葉で癒される事は、生きる上で不可欠であり、その癒しが大きければ大きいほど、その癒し(宗教)に倒錯していく。
まさに新約聖書もそうであったんだろうと感慨にふけった映画でした。
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