ライヴのレビュー・感想・評価
全10件を表示
両腕チェーンソーガール
戦闘シーンとか面白い場面もいくつもあるのだけれど、本筋じゃないところの部分で粗が多くて観づらい。登場人物の反応が全体的におかしい。
井口昇作品にしてはグロも下品さも馬鹿さ加減も抑え気味でちょうど良い
最近の井口昇作品の内では最も好み.やはりこれぐらいグロも下品さも馬鹿さ加減も(この人にしては)抑え気味にした方が良い気がする.入来茉里ほか出演陣もヨシ.
劇場で見る価値は微妙な所だが、おもしろかった。
まあ酷評がいるのはなんとなくわかるが、退屈はさせない日本のB級映画という感じ。
設定がなかなか良いと思う。
山田悠介ってかなり酷評されていて、自分も嫌いではあるのだけど、これは、まさに原作の映画化の冒険を見せてくれた作品だと思う。
しかも、山田悠介と井口昇監督の相性が良いせいか、くだらなくも面白い作品になっています。
アイデアも抜群で、なかなかユニークな武器があってそういう部分でも楽しく見られた。
クライマックスはちょっとした驚きもあって最後は思わずホッコリさせられる作品でした。
エロ自体は裸は特には見せないし、グロも大してグロくないのでPG12でも良かった気がするかな。人によるけど…
まあかな〜り、軽く批評し終わりますが、とりあえず暇つぶしにしては満足できる、そんな作品。一応オススメです。
萌えポイント
まずは、大野いと。
なんか今までで一番可愛く撮られていた気がする…。ちょっとしたキスシーンには惚れました。
次に、入来茉里。
とても血を浴びた姿が似合ってた。チェーソーを振りかざす姿ももう似合いすぎ。
再び、惚れました。
もっとスリリングでサスペンスでホラーかと思ってた。
なんか終始テンションが掴めない映画だった。
ハラハラするサスペンスなのかと思いきや、いきなりバラエティ番組の様なスローやズームが入ってきたり。
死んだ時にジャーン!みたいなSEも「えっそんなノリなの?」と思ったほど。
でもそういうのが逆に面白くて、なんか色々わかんないけど面白かったです。
死ぬシーンなのにネタ展開みたいな違和感に爆笑してました。
あとアクションとかがちょいちょいくそかっこいい。
ただ、ローラースケート凄く遅そう。。。かっこ悪かったですなんか。。。なんでだろう。
ただ、
クセになりそうな意味不明感。
また観たいかも…と思った作品でした。
グロイ・・・免疫なかったからヘビーだった。
山田裕貴さんが好きで観ました。
まさか・・・こんなにグロイとは・・・。
原作は山田悠介さんとあって、予想はしていたんですが
これは実写化するとかなりハードな展開なんですね。
取り合えず・・・血が吹き飛ぶ、吹き飛ぶ・・。
普段こういう作品を見慣れていない私にとっては
ちょっとヘビーでした。
でも、なぜか
最後はホロっとくる。・・・なんでだ・・・。
仲間とか親子とか随所に人間ドラマも見せてくれるので
後味はいい。
ここまでに到達するまで、まー 数々の過激シーンを消化しないとならないので
覚悟してから観てください。
エンディングの曲が妙に心に沁みた。
癖になってもう一度みたくなるような作品。
テンポもいいので若い方にもウケるかも。
新境地で刺激的でした(*^^)v
自らの感性を定期的に確認する試金石。
酷かった。
本当に酷かった。
山田悠介「ライヴ」が原作。
原作を攻略本とする本作の設定を“斬新”と褒める方もいますが…個人的には目新しい点は皆無。
結局は井口昇 監督作品。
原作という制限がある中で如何に監督の趣味である『特撮、血、機械化した女性、お色気』を出すかの辻褄合わせという印象でした。
そもそも中身が薄い。
上映105分の中で度々ダレる場面があり辟易。
同じような映像が何度も出てくるため序盤で飽きて苛々します。
また役者の演技にも難有り。
本作では主要人物である山田裕貴、大野いと、森永悠希の演技が総じて酷い。
ただ今年鑑賞した映画「ヌイグルマーZ」も含めて考えると役者の力量だけではなく演出側の問題もあるかと。
他作品では問題なく観れた俳優陣ですら本作ではガッタガタ。
おそらく井口昇 監督は自身が撮りたいモノのみに妄執、その他には気が回っていない。
結果、学芸会レベルのグダグダ演技が世に出されるという大惨事。
登場人物の言動を自然に観せる工夫が無いため常に違和感や苛々が付き纏い無駄に疲れます。
最も残念だったのが監督が主眼を置く『特撮、血、機械化した女性、お色気』自体も残念だった点。
直人と行動を共にする複数の人物達が中盤に或る武装女性達と対峙するのですが。
この時点でググッと物語のリアリティラインが下がります。
意味もなく機械化された女性達は理由もなく水着姿もしくはチラ見せ。
色々と飢えていた10代ならばいざ知らず、R15+作品では噴飯モノ以外何物でもありません。
演技も拙く苦痛以外の何物でもありませんでした。
良い所を見つけるのが極端に難しい本作。
唯一の良い点は井口昇 監督作品が全くブレないこと。
自身が井口昇 監督作品を本当に酷いと感じる感性であることを改めて確認出来て良かったです。
個人的には糞不味くてかつ店員の接客も極端に酷いと分かっている定食屋へ敢えて定期的に足を運ぶ感覚に似ている気がします。
自分の感性は(自分の中では)正常であるという確認作業。
そういう意味では井口昇 監督作品は自らの感性を定期的に確認する試金石と言えます。
時間が45分程度で、鑑賞料が1,000円未満であれば許せないこともない本作。
映画を年間数本しか観ない方にはオススメしませんが。
本作の監督が好きな方や特撮が好き過ぎる方ならばオススメです。
アイデアが凄いが、決してアイデア一発ではない楽しい娯楽映画
デスゲームもの映画は数あれど、原作本を映画に登場させるというアイデアは斬新だろう。あくまでも現実の話なのである。
主人公は最初はどうしょうもないダメ人間なわけだが、原作通りに主人公の役割を与えられて成長していくのが感動的。特に中盤のセリフには泣かされたし、ラストも秀逸。
それと残虐描写がかなりキツイのも好感がもてた。そこにかぶさる妙に軽快な音楽もグッド。
勢いがすごい
なんとほぼ全編新潟が舞台で追いかけっこや殺し合いが描かれていて、知り合いのおばさんの大西さんが古町モールで眉間を撃たれてうっすら笑顔を浮かべながら死んで行くので驚いた。井口監督の舞台挨拶を見に行ったところ新潟は映画の撮影にとても協力的でなんでも許可してくれるとの事だった。しかし、なんでも許可を得ないといけない社会にすっかりなってしまったのだなという閉塞感も感じた。
映画の内容はとても自由闊達で、エネルギッシュに叫んだり暴れたり殺し合いをしていた。物理的な法則や話の辻褄などもあまり気にしない勢いにあふれていた。
エロとグロの雨あられ。覚悟なしには観られない別次元ムービー!!
【賛否両論チェック】
賛:設定がとっても斬新。原作を読みながらレースを進める展開も奇抜。ハラハラドキドキの展開に目が離せない。
否:とにかくお色気シーンと惨殺シーンのオンパレードなので、苦手な人には無理。
この映画、とにかく設定がとっても斬新です。原作片手に話が展開していく様は、まさに原作モノ映画の定番を超えています(笑)。レース自体はとっても理不尽で、残酷なシーンも多数出てきます。かなりグロいです。そしてそれと同じくらい、よく分からないお色気シーンもメッチャ出てきます(笑)。その辺は、好みがすっごく分かれそうなところです。
他にも、「パズル」との意外なリンクがあったり、意外な人物が犯人だったりする辺りは、まさに山田悠介サスペンス。賛否両論あるかとは思いますが、普通の映画に飽きた方には、是非オススメです。
全10件を表示