「なんとも地味な作品です」バンクーバーの朝日 エンドルフィンさんの映画レビュー(感想・評価)
なんとも地味な作品です
今年最初の映画鑑賞は『バンクーバーの朝日』となりました。ただ、なんとも地味な映画でしたね。映画としてのメッセージがどこにあるかも不明でした。
もともとこの時代に移民としてカナダに渡った人々の背景が描かれていないし、また野球を志す二世たちの、一世とは違う心情も伝わらない。劣悪な環境のなかで仕事をしながら野球を続けるのが、結局野球が好きだからという点に焦点を当てた方が良かったと思いますね。最後のほうで妻夫木がそれらしいことを言うのですがね。
佐藤浩市まで使いながらもったいないと思いましたね。
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