「硬派を装ったファミリードラマ」ラストミッション odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
硬派を装ったファミリードラマ
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前書きに余命宣告されたベテラン・エージェントなどと有りますし主役がケビン・コスナーとくれば哀愁漂うシリアスなハードボイルド作品と想像するでしょうが、硬派を装ったファミリードラマでした。原作・脚本にリュック・ベッソンの名があり、納得です。
年頃の娘に手を焼いている悩み多き父親たちに捧ぐリュック・ベッソン流のガイドブックでしょうか、アクション・シーンは少ないですがそこはベッソンですから本物、ベタなファミリードラマにならぬよう随所に遊びを入れる余裕さえみせて楽しませてくれます。
渋いケビンコスナーでなければ安っぽいコメデイになるところですがにやりともせずにこなすので可笑しさが増します。パスタ・ソースのくだりは絶品です。
こういう脱力系のアクションもたまにはいいですね。
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