劇場公開日 2014年5月17日

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「コミカルかつシリアス。これぞ韓国映画の王道。」カンチョリ オカンがくれた明日 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0コミカルかつシリアス。これぞ韓国映画の王道。

2014年6月5日
PCから投稿

笑える

悲しい

興奮

【賛否両論チェック】
賛:笑えるシーンと凄惨なシーン、泣けるシーンなど、喜怒哀楽の全てを体感出来る映画。
否:出来すぎな終わり方には、好き嫌いが分かれそうなところ。日本語で出てくる台詞がどこかぎこちないのも、ご愛敬か。

 さすが韓国映画。母と息子の切ない関係や、偶然出逢った2人の恋模様、そして命をかけた男達の立ち回りなど、喜怒哀楽いろんな感情を楽しめます。若干ご都合主義な終わり方も、韓流好きな方にはまたイイ感じですね。
 八方塞がりで、思わず汚い言葉を吐くチョルに、スジが、
「こういう時は、もっと洗練された言葉を使うの。“つ”“ら”“い”って。」
っていう台詞がステキすぎます。日常に疲れた方に、ふとした幸せを思い出させてくれる作品です。

映画コーディネーター・門倉カド