「自己チューたちの止められない暴走」エンドレス・ラブ 17歳の止められない純愛 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0自己チューたちの止められない暴走

2017年3月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

単純

萌える

1981年のブルック・シールズ主演映画のリメイクだが、オリジナルは見たか否か記憶が曖昧。
あらすじだけ見比べてみると、こちらの方がベタだけどTHE王道の純愛ストーリー。
問題ばかり起こすデヴィッドと医学部を目指すジェイドは一目で恋に落ち、激しく愛し合うが、厳格なジェイドの父親が二人の交際に猛反対し…。
ちょいワルイケメンと優等生美少女の恋の行方にキュンキュン。障害があればあるほどドキドキ。
アレックス・ペティファーとガブリエラ・ワイルドの見た目的にも美しい二人がずっとイチャイチャ、チュッチュッしてるので、この手の作品が好きな方にはご馳走さま。
でも、登場人物誰にも感情移入出来ない。
一見ちょいワルなデヴィッドは根は好青年だが、彼女と居たい!離れたくない!の一点張り。
いい娘ちゃんだったジェイドは彼の影響受けて反抗的になり、医学の道を捨てようとまでする。
この二人の場合若気の至りだが、本作最大のキチ○イ野郎はジェイドの父親。
自分の跡を引き継いでくれる大事な娘をそそのかす何処の馬の骨か分からん若造を快く思わないのは心配からだとしても、デヴィッドの過去や家族を根掘り葉掘り調べ、法の力を使ってまで無理矢理引き離そうとする毛嫌いぶりは異常。デヴィッドがある事でカッとなって殴ってしまったのも分からんでもない。
家族には尊敬されてるが、でも、この親父…
要は皆、わがまま、身勝手、自己チュー。クライマックスの事件は多分全員のせい…(^^;
そんな中で、ロバート・パトリック演じるデヴィッドの父親がナイスキャラ。

近大