劇場公開日 2016年2月20日

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恋とオンチの方程式のレビュー・感想・評価

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2.5間延びしたラストが足を引っ張っている。

2024年6月27日
PCから投稿

出演者も揃え、頑張った映画だと思う。 しかし、後半のクライマックスにかけての時間経過が5,6箇所おかしい。 それが残念。 具体的には 舞台に穴を空けたマツバライダーに代わって、主人公の母親で元大スターが 飛び入り参加という展開自体は悪くないのだが、流れが遅すぎる。 出番に演者が出てこなかったら、もっとスピーディに代役で穴を埋めるはず。 その場にいないマツバライダーの登場を待つテンポの悪い流れが、劇中の 観客だけでなく、我々をも白けさせている。 それぞれのシーンは本来同時進行のはず。 でも、この映画のラストは、 「ハイ、次このシーン行きまーす。カット、OK。 次はこの準備をして、はい撮ります。… 」 という過程まで 見せられているように、間延びしていた。 主人公が大手企業の御曹司を振って、マツバライダーのところに行くシーンだけ 瞬間移動のように早いのも不自然。 ラストは舞台の穴を埋める代役がタイミングよく出場し、その歌をBGMにして 主人公たち二人の最後の締めるぐらいのテンポが欲しかった。 もちろん選曲は演歌ではなく、軽いポップスが必須だが。 カメラワークでも気になる点がある。 主人公が御曹司の車に乗っていくシーンを、わざわざ実際に動く車の中で長回しの 手撮り撮影にしたのはなぜだろう。 映像はぐらつき、音声はこもり、照明も不自然。 気をなってセリフが入ってこなかった。

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