「真の孤独から生まれるラブロマンス」パッセンジャー つなやんさんの映画レビュー(感想・評価)
真の孤独から生まれるラブロマンス
たったひとりだけ先に目覚めてしまった男の、絶対的な孤独が深く描かれていれば、この二人の恋愛模様も、より胸に迫るものになったかなぁ。未来において冷凍睡眠で恒星系を渡っていく旅では、こういう絶対的な孤独に陥る人が本当に出てくるかもしれない。その時人はどのような選択をするのか、どのように残された時間を過ごすのか。想像すると空恐ろしい感じがする。時代の設定とか、宇宙船のセットとかはリアリティがあってよくできていたと思う。
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