マギーのレビュー・感想・評価
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ありがちな題材に新しい見地で切り込んだ作品
名前は違うが、これもまたゾンビ映画である。
しかし、ゾンビから逃げるというお決まりのものはなく、
ゾンビになった家族への愛が描かれている。
感染したらすぐにゾンビになるのではなく、感染後数週間でゾンビ化するという設定にしている点も、そうなるまでの期間をどのように向き合うのかということを描いている。
親友は法を犯してまでゾンビ化した娘を匿い続け、その結果父も感染した。
主人公のシュワちゃんは、そんな友人と娘を猟銃で撃ち殺し、
どうして警察に報告しなかったんだと嘆く。
後日、奥さんがやってきてシュワちゃんに銃を向けながら、二人を撃った場所まで案内させる。
感染しているシュワちゃんの娘マギーが、次第にゾンビ化してゆく過程で、
シュワちゃんは、親友がなぜ最後まで匿ったのかよく理解できるようになる。
やがてマギーは人間の心を失なってしまう直前まで、シュワちゃんは猟銃を持ったまま何も出来ない。
娘を思う気持ちがこの作品の題名になっているのだ。
娘として守るのかー。ゾンビとして殺すのかー。
2020年8月1日
映画 #マギー (2015年)鑑賞
#アーノルド・シュワルツェネッガー 主演のゾンビホームドラマ
娘が徐々にゾンビになっていく時、親としてはどうしたらいいか分からないよね。
自分の手で殺せるか?
ラストは悲しい結末です😢
わたしゃモデルのマギーがいい✨(ふざけ過ぎ)
近未来のアメリカにてゾンビウイルスが流行。隔離政策がとられる中、シュワちゃん演じるウェイドは感染してしまった娘のマギーを特別病棟に収監させず家に連れて帰るが、娘の病状は徐々に悪化し、、、。
ゾンビ化していく娘、危険を承知で一緒に暮らそうとするその家族を淡々と観る映画となっております。
ゾンビ映画ですが、家族&ヒューマン映画とすれば超マジメ。
冒頭から既に作られた世界観があるのはウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」に通じるものがある。(お金の掛け方は圧倒的にあちらだが。)
末期ガンの様な病気とは違うのですが、同じ様に必ず未来には悲しい結末を迎えてしまう考えさせられる描写。
その未来について考える家族。
家族以外のゾンビも出てきて、知り合いのゾンビを倒すウェイドの姿を観ていると、少し複雑な気持ちになる。
今までの良い思い出を簡単に崩してしまう不幸。
こんなゾンビ映画馬鹿馬鹿しいと思い低評価を付けるか。
それとも、悲しい結末がたまたまゾンビだったと少し真剣に観るか。
観る側の条件がかなり左右される映画だとは思います。
ラスト、暗くて観づらく感情移入し難いのが1番残念。
画面が暗い
BS-TBS。吹替え。シュワちゃんは、玄田さん。●画面が暗くて、何が起こっているか、よく解らない。でも何故か、最後まで見させてくれる。●暗い画面が続いた後、突然のお花畑が明るくて綺麗。●玄田さんのセリフのお陰かもしれない。
ロメロ監督の意思を継ぐもの
父と娘の物語
二番目の母、なすすべのない医師、人々を守らなければならない警官、同じ境遇の隣人
そして娘を見守るしかできない父親
自分の変化に気づいてからの娘の葛藤は息がつまるほど
ゾンビとひとくくりにしてしまえば簡単だけど元は一人一人それぞれに生活がありどこかで誰かと繋がっていたはず
ロメロ監督の映画を見ていなければこの作品を見ようとはしなかったでしょう
とてもとても辛かった
★2.9!?やっぱり評価はあてにならない
これだけしっかりヒューマンドラマなゾンビものは珍しいのでは。個々のキャラが繊細に描かれていて、何度も泣いてしまいました。
映画.comのレビュー評価が低すぎて驚きました。
マギーが本当に切なくて仕方がありませんでした。
ラストのある人物はいらなかったんでないかなー。それか途中で一回は拝見させて頂きたかったなー。一瞬だけ誰?ってなる。
ゾンビVSシュワちゃん・・・ではない
今回のゾンビは感染症で、原因はやはり咬まれるとうつる。
潜伏期間が6~8週間ということで、咬まれてしまった娘(アビゲイル・ブレスリン)が発症するまで父親(アーノルド・シュワルツェネッガー)を中心とした家族の葛藤が描かれる。
暗いだけ。
ホラーではないゾンビ映画
ネタバレにならない程度に。
本作はシュワちゃんが主役の父親役。
私の好きなアヴィゲイルちゃんの娘役と
配役はバッチリ。
ゾンビ菌に侵され日に日にゾンビに近づく
娘と苦悩する父親のヒューマン作品。
娘の名前の由縁やシュワちゃんの苦悩の
演技が涙を誘う。
ある意味今までに、なかったゾンビ映画。
悲しげな音楽もマッチしていて良かった。
私みたいなホラーマニアには肩透かしだけど
ヒューマン作品と割り切れば秀逸かも。
優しい眼差し
徐々にゾンビになっていく娘をじっと見つめるこの映画の目が優しい愛に溢れていて、なんとも言えない温かい気持ちになる。
子供の頃からシュワちゃんは大好きだが、「あの頃」のようなアクションスターじゃない政界引退後のシュワちゃんは、「ラストスタンド」も良かったけど、良いお爺さんになった。やっぱりシュワちゃんは凄いな。
“薄皮一枚”の日々にしたって、終始胸焼け気分はさすがに…
アンドリュー・ドミニク×ブラピ(『ジェシー・ジェイムズの暗殺』『ジャッキー・コーガン』)だったら、品質保証だったろうな。所々でマリック似の映像美が映っていたし、ここまで退屈極まりないゾンビ映画にしなかったはず。それほどシュワの本作に、俺はがっくり来ちゃったね。むしろ早く終わってほしかった。耐えながら見るの辛かったし。
“(ザ・)ブラックリスト”に載るほどだから、脚本の魅力は伝わった。確かにほとんどを農家で進めるゾンビ映画はそんなにないし、人食いよりも心象面に重きを置くのも新鮮だった。でも演出あまりに感傷的だし、シュワも役にハマっているとは残念ながら思えない。
あまり語るのも面倒なほどだし、かいつまんで説明すると、
“シュワが演じる必要ナシ”
“ブレスリンは悪くない”
“マギーとトレントのキスと会話、本作最大のハイライト”
“あざといほどの「哀しい音楽」。一番胸焼け要因だった”
“新人監督に任せるよりも、長編実績ある人求む”
“二度も三度もまた見たいって、思いたくなる映画じゃない”
“要は完全失敗作”
こんなもんだね。以上!
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