ジョン・ウィックのレビュー・感想・評価
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キアヌ!デフォー!マクシェーン!デイジー!明日へ歩けるアクション映画!
日米問わず宣伝ポイント、アクション寄りで期待したけど、これってそっち期待しすぎると、ファンは満足するのかな?
これってあくまでアクション要素は見所の一つと捉えるべきかも。実際数は多いのだが、爆破や火薬量がとにかくジャンジャン来るって訳じゃないし(むしろ全体的にスマート)、ド派手なシーンをずっと拝める映画ではなかったかな。だって話や展開原理がウィックが”明日”へ進むだからさ。
それは序盤のラジオ放送を聞けば一目瞭然。明日の予報をお知らせして、出かけに最適だって薦める。でも当のジョン・ウィックは明日どころか終焉直前。復讐終わってコンクリートの上で孤独に死ぬはずが、残った奥さんとの動画や死んでしまったマーカスのことを思い出して踏みとどまってワンちゃん連れて前進する。ただの殺し屋リベンジバトルがメインの話じゃなかったのよ(トム・ジェーン版『パニッシャー』よりも何十倍も共感)!
勿論ガン・フー、肉弾戦は興奮しないわけがないよ!でもどっちかと言うと俺はチャンベールの『リベリオン』の荒唐無稽アクション好みで、速度的な部分でいうと、ちょっと動き遅かった。もうちょっと音速ばりの華麗な銃舞が見たかった(でも「レッド・サークル」での動き中々決まってたよ)。
なら映画は不満だけかと言うと全然そうじゃない!むしろ題名こそ俺が一番ハート鷲掴みよ!キアヌは芝居もアクションもマジで近年最高だし(死んだ奥さんのデコにキスするあの表情や沈黙がベスト)、デフォーもこんなオッサンいたら、マジで背中を追いたいレベル(一生付いて行きたいぐらいカッコいいのよ!ここでのデフォーは!)!控えめだけどマクシェーンの安定感も怖さも良いし(特にホテルの掟を破ったバカ女のパーキンスを一言言って去って行って、弾丸喰らわすあの渋さ!)、主役と二人の年長者!ここに俺はメッチャ痺れた(俺ももしジジイになるなら、こんなジジイになりたいって憧れ)!あとね、当然子犬のデイジー。アイツマジで可愛すぎだよ!あんなキュートでイケてる子犬を三下チンピラ風情が殺害。そりゃ怒るよ!仕方ない!殺した三下どもが悪い!
ほんと最初に見たときは正直”期待はずれ”だった。でもねセリフや映画全体見ると変わるよ!180度!事実3回4回目でこの映画の面白さ、オレはやっと理解できた!だから一度で判断するより、三回見てからどうか判断!こいつは侮れないぞwマジで!
完全復活ときいて。
アクションだけ。
アクション映画だけれどもド派手さはない
大好きなキアヌが帰ってきた!
キレッキレ。
アクションは最高
怒らせてはいけない人がいる。
キアヌリーブス完全復活の予感 元殺し屋の壮絶な復讐劇 久々にキアヌ...
ラストがモタついてる
死神の復讐劇
キアヌ作品は『マトリックスシリーズ』、『チェーン・リアクション』しか観ていなく、数は少ないですが、今作のキアヌはマトリックスの頃のキアヌに戻っていると伝わります。ストーリーはいたって単純、裏社会で最強の殺し屋と恐れられ、現在は足を洗った、ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)が妻であるヘレン(ブリジット・モイナハン)を病で失い、そのヘレンが残した一匹の子犬(名はデイジー)と共に平穏な生活を取り戻していくも、ある時ガソリンスタンドで所有する車をロシアンマフィアに目をつけられ、家に押し入り、デイジーを殺され、自身も重症を負ったキアヌは生きる希望であったデイジーを失い、壮絶な復讐劇が幕を開ける。
このシンプルなまでのストーリーが最後まで尾を引いており、理解しやすい映画となっている。登場人物も非常にアクが強く、裏社会最強の殺し屋ジョン・ウィック、ロシアンマフィアのボスのヴィゴ・タラソフ(ミカエル・ニクビスト)、凄腕のスナイパーでジョンの旧友マーカス(ウィリアム・デフォー)、謎の女殺し屋のエイドリアン・パリッキ(ミス・パーキンス)、ロシアンマフィアのボスのドラ息子のヨセフ・タラソン(アルフィー・アレン)、暗黒街の住人である闇医者、掃除人、裏社会でも恐れられる帝王ウィンストン、ウィンストンが経営する謎のホテル・・・など。アクション映画だけあって、殆どの登場人物が銃撃戦を繰り広げるが、中でもジョン・ウィックの存在感は凄まじい。彼の最強の所以であるカンフーと銃撃を融合した『ガンフー』と呼ばれる戦闘スタイルはゼロ距離、ダブルタップを連発し、隠れている相手には足を撃ち、怯んだところを狙い、頭を撃つという無駄が一切なく、非常にテンポよく敵が倒れていくため見ていて気持ちいい。このガンフーは両手を胸の前で合掌するような状態で銃を構えるため、狭い室内での撃ち合いが有利になり、近距離で射撃が可能になる。
銃撃だけではなく、近接格闘にも通じているため、接近戦で無類の強さを誇る。ジョンはガンフーと持ち前の戦闘スキルを使い、たった一人でロシアンマフィアとやりあう。このガンフーは『リベリオン』の『ガン=カタ』に強く影響を受けていることが一目瞭然だ。
格闘アクションは恐らくだが、ロシア軍特殊部隊の格闘術のシステマだと思われる。近接戦闘だけではなく中距離、遠距離の戦いもあるため、飽きが来ないアクション映画に仕上がっている。
音楽もかっこいい曲が多く、特に中盤の酒場のBGMとEDは素晴らしい。たった一人で一大組織を壊滅させるのはスティーブン・セガールやジェイソン・スティサム、アーノルド・シュワルツェネッガーなどいるが、キアヌがもつ人間離れしたオーラと怒りと悲哀に満ちた表情により、復讐といった本来の目的を忘れることなく観ることが出来る。続編も製作が決定しているので、今から楽しみでしょうがない。
キアヌが好きなので...
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