劇場公開日 2018年10月6日

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「命を懸けた頭脳戦」ブレイン・ゲーム ノリック007さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0命を懸けた頭脳戦

2018年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

原題は「Solace(慰め)」ですが、邦題「ブレイン・ゲーム」の
方が映画をイメージしやすいです。

分かるはずのない未来や過去を映像としてイメージできる
超人的な才能を持つ2人が繰り広げる頭脳戦です。
自分より能力のある人間にいかに勝つかというところもゲームの
ポイントです。

「羊たちの沈黙」、「ハンニバル」や「レッド・ドラゴン」の
エンターテイメント要素を強くして描いたような映画です。

分かるはずのない未来や過去を映像化しているので、細かく
時系列が前後します。
この流れに混乱せずについていけて、「羊たちの沈黙」、
「ハンニバル」や「レッド・ドラゴン」が好きな人々には
お勧めできます。

分かるはずのない未来や過去を知ることはできないと思って
いるのは、ただの思い込みです。
生きている人間が死ぬという将来予測は必ず的中します。
人間の死は「最悪の死」であり、「良い死」はありません。
人間が死ぬという将来予測をできる人間なら「最悪の死」を
避けることで、「より良い死」を選択でき、実行すべきか
どうかということになります。

他にも予測可能なものは色々あると思いました。
事件から、10年後、半世紀後という記念日は必ず巡ってきます。
選挙、イベントは事前に決定されています。
それらをどう利用するのかは本人次第です。

例えば2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の
1年前は、2019年で来年です。
日本政府に対し、2020年東京オリンピック・パラリンピック
競技大会の成功の見返りに政治的な具体的要求を通しやすい年です。
2019年を見逃せば、あと半世紀は日本政府に対し、政治的な
具体的要求を通しにくくなります。
半世紀以内に死ぬであろう多くの人々にとって、日本政府に対し、
政治的な具体的要求を通す最後の機会です。

2019年7月28日、第25回参議院議員通常選挙が任期満了に
伴い、実施される予定です。

そう将来予測すると、2019年は楽しそうな年になるはずです。

将来予測は難しいと感じている人々は多いですが、上述のように
以外に簡単です。

将来予測を行っても、得るものより、失うことが多く、将来に失望
するという結果にどう対処するかということになります。

自分の将来予測ということにおいては、客観的になれずに、
主観が交じり、難しいです。

ノリック007