「人を殺せば殺される。単純だが非情な“掟”。」誘拐の掟 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
人を殺せば殺される。単純だが非情な“掟”。
【賛否両論チェック】
賛:凶悪犯にも臆せずに立ち向かっていく主人公が魅力的。決して強くはない主人公の人間らしさも印象に残る。
否:ストーリー自体は単純なので、予定調和感は否めない。グロシーンも多数あり。
常軌を逸した犯人達に、ひるむことなく正面から立ち向かっていく主人公の姿が、とてもカッコイイです。銃を突きつけられても微動だにせず、
「どうして怯えないんだ!?」
と言わせるシーンなんかは、非常に痛快です。
ただ、どうしても猟奇殺人犯が相手なので、直接的な表現は少ないものの、グロテスクなシーンは結構出てきますので、その辺りはご注意を。
展開そのものはかなりシンプルで、そこまでひねりが効いている感じでもありませんが、凶悪犯との鬼気迫る対決を、是非ご覧になってみて下さい。
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