「【猟奇的な誘拐犯を追い詰める過去に過ちを犯しAIに通う私立探偵を演じるリーアム・ニーソンが印象的な作品。】」誘拐の掟 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【猟奇的な誘拐犯を追い詰める過去に過ちを犯しAIに通う私立探偵を演じるリーアム・ニーソンが印象的な作品。】
■ニューヨーク市警の元刑事である私立探偵マット・スカダー(リーアム・ニーソン)のもとに、不吉な依頼が舞い込んできた。
裕福なドラッグディーラーの妻レイラが何者かに誘拐され、惨殺されたのだ。
犯人たちは警察に通報できない麻薬関係者の身内ばかりを狙って残忍過ぎる誘拐犯行を繰り返していた。
◆感想
・直接的な表現はされていないが、レイラの殺害シーンがハッキリ言ってグロテスクである。
・又、スコット・ランクによる脚本も巧く出来ていない機能していないと思う。
・脇役の黒人少年TJとマット・スカダーの関係性も巧く描かれていない。
<では、何故に私が今作に3.5を付けたかと言うと、当時60歳のリーアム・ニーソンの存在感である。ファンであるからかもしれない。
今作は、リーアム・ニーソン主演作としては凡庸な出来栄えであるが、猟奇的な雰囲気などは(個人的には好みではない。)ある種のこの作品に対しての風合を齎した作品であろう。
但し、リーアム・ニーソンの主演の作品はもう少しスカッとした後味が欲しいなと思った作品である。>
コメントする