劇場公開日 2015年5月30日

  • 予告編を見る

「派手さは無いものの、濃密な誘拐事件モノ。」誘拐の掟 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5派手さは無いものの、濃密な誘拐事件モノ。

2018年9月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

萌える

ある依頼人の奥さんの誘拐殺人の犯人探しを依頼される元警察官の話。

派手さは無いものの、コツコツ調査と調査内容。
リーアム・ニーソンのアクションに期待した人には肩透かしかも知れないが、これはこれで面白い。

分かる犯人の手口、思惑、人物像。
徐々に観ているうちに犯人探しの手法は違うが、過去名作「羊たちの沈黙」を思い出させてくれる。
(言い方が悪いかも知れないが)異常者の事件モノでは面白い部類だ。

後半、連れ添った仲間達はそいつらかよと少し複雑な所もあったが、逆に新鮮だった。
犯人にはラストもう少しイカレ要素が欲しかったが、それも良しとしましょう。

時間の割には内容が詰まっていて楽しめました。
誘拐事件ネタ好きな方はオススメします。

巫女雷男