「前半は1890年、後半は1985年」海難1890 見聞さんの映画レビュー(感想・評価)
前半は1890年、後半は1985年
前置き(前半)では演出?が“べた”で安っぽく感じました。
又あらすじとは全く関係ないですが、医師役の男性の不自由なく喋る英語にそんな訳ないだろうって思ってしまい“造られたもの”だなと言う感覚が頭から離れなくなってしまいました。
時は1890年。相手の英語を理解し日常会話をペラペラ話す人が日本いや和歌山にどれ位いたでしょう。英語教科が当時あったでしょうか?あったとしても医学部ならドイツ語かな?
お互い母国語じゃないのですから会話なんてまなならないのが当然。
時代的に辿々しい英語にしておいた方が良かったかなと思いました。
前半の事故について忠実には作られていないのでしょうか。
後半は短かったですが、主人公の女性の英語はナチュラルで上手かったですね。
彼女は前半ではほぼ喋りませんが、後半ではテキパキと日本語と英語を喋るので一人二役ですが全く別人に思えました。
中東は私が物心ついた時からいつも戦争のニュースばかり。
本当に気の毒。
今も戦争が始まり、イスラエル在住邦人が韓国の輸送機で51人昨夜無事帰国出来たらしいです。日本政府はこの映画同様遅ーい!
同じような事が現在も起きていて何だかなぁと思います。
昨年からあちこちで戦争勃発、平和じゃなくなってきている・・全く嫌な感じです。
もう第三次世界に入っていると囁かれていますね。
この映画に出てくる人々ように世界が感謝や思いやりであふれていたら、戦争なんてない人生をおくれるのに
『言語、宗教、人種 関係なく困っている人がいれば助ける』
これがこの映画の伝えたい事なのでしょう。
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