「綺麗すぎて、居心地が悪い」海難1890 めいめいさんの映画レビュー(感想・評価)
綺麗すぎて、居心地が悪い
綺麗すぎ、美談過ぎて居心地が悪かった。
どんな物語にでもでてくる悪役が竹中直人だけで、そんなに良く出来た話はないだろうなと思った。
だけど、歴史に詳しい人も納得の構成らしく、本当にこのような美談があったと知って、自分の無知を恥じた。
また、偏った思想の教師に教育されてきたのもあり、なんでもかんでも日本は愚か、諸外国に恥ずる民族と刷り込まれており、こんな話もあるのかと知るキッカケにもなった。
世界平和のためには、国レベルのことよりも民間レベルで出来ることが沢山あり、大きな力になると希望になった。
イスラム教も結局は、祈る。
宗教が違っても心のありように大差はないと、大きな物語の中で世界を小さくかんじることができる題材と映像だった。
海を観に行きたくなった。
コメントする