紙の月のレビュー・感想・評価
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宮沢りえの演技が見事
脚本がよくできていてリズム感よく、淡々と進んでいくのがスマートで見ていて気持ちよかった。
普通の生活から一転して正気沙汰ではなくなる地味な女性ならではの世界観が上手く描かれていた。
お金って怖いねー
ルック◯
シナリオ◯
アクター◯
デプス◯
ラスト◯
オススメ◯
難しい作品ではあったが、宮沢りえさんすごすぎる。
吉田大八監督が手掛けた作品で楽しみにしていた作品で、見るのが楽しみだった。
「桐島、部活やめるってよ、」でも思ったけど、吉田監督は現代で起こりえそうな人、人間だな...て思えることを映画にして、言葉が少なくても、伝えるのが上手いと思った。
色々勉強になるった作品でした。
小林聡美が凄い
ちょっと間延び感があった
宮沢りえは普通な感じで良かったけど、もっと狂気的だと怖くていいなと思った
それにしても小林聡美が良い。そもそも好きな女優さんだけど、この人の登場で重みが増す。
「お金では自由になれない」この言葉が印象的だった。
力強さを感じた
最初は冴えない主婦から欲望のまま、本能のまま行動していく主人公に力強さを感じた。
そして正しく生きる小林聡美演じる隅と宮沢りえ演じる梅澤では、本当にどちらが幸福か、生を全うしてるのか、問われていました。ふたりの演技は素晴らしかったです。
最初から最後まで観って胸をザワつかせる作品でした。
「紙の月」を観て・・
直木賞作家の角田光代の同名小説が原作。小説も読んだ。映画では宮沢りえの主演だが、予想以上によく演じていて良かった。時代背景はバブル崩壊直後。銀行の契約社員の梨花は夫とのスレ違いから年下の大学生・光太と付き合い出す。そして光太の為に買い物をしたり、ホテルのスイート・ルームで過ごしたりしているうちに、銀行の顧客のお金を使い込むように・・結局、使い込みはバレ、梨花は光太と別れてタイのバンコクに逃亡する。国境を警備する兵士に捕まるのか・・
2014年、宮沢りえは日本アカデミー賞を受賞
宮沢りえ好きの人が作った映画という印象。でも小林聡美の方が綺麗にみ...
宮沢りえ好きの人が作った映画という印象。でも小林聡美の方が綺麗にみえたのはなんでだろ。キャラクターが薄いのかな。
前半の無駄なラブシーンがきつい映画でしたが、後半の追い詰められていくところは面白かった。
ヒロインが生き生きとしているピカレスク・ロマン
映画を観る前は、男に貢ぐ女銀行員の話かと思っていたが、結果的にはそうとも言えるが、実はそうではないと思う。女が殻から出て、輝いて行く話だった。貢ぐこと自体が目的ではなく、旦那に気兼ねなく、思いっきり制限なく使いたかったのだと思う。原作とは描き方も、登場人物も、エンディングも違うそうだが、そこが新しいし、魅力を感じた。男に尽くすのではなく、人間として自分らしく生きるということ。やり方は間違っていたかもしれないが、自分に足かせをはめずに、自由に生きようとしたのだと思う。現実にはそれは絶対無理なので、ヒロインを羨ましがっているもう一人の自分がいた。宮沢りえの演技が評判だったが、最初はおどおどしていた彼女が、最後は吹っ切れたような美しさをみせていて、きれいだった。
「崩壊」、「壊れる」そんな言葉出てこないのに崩れていくのがしっかり...
「崩壊」、「壊れる」そんな言葉出てこないのに崩れていくのがしっかりと伝わってきた。
どこがどう面白かったかって言われても答えれないけど、おもしろかったな。
ハラハラヒリヒリする
真面目な主婦が大胆に横領していく。
最初は他人の為だったのが、自分の為に変わって、最後は逃げる。
横領するシーンやそのお金で遊び狂うシーンにこの後の展開や旦那の出世街道が全て壊れてしまう将来を勝手に想像して、ハラハラする。
小心者には、ヒリヒリする作品だった。
行くの行かないの?
宮沢りえが楽しく生き生きしてて、評価されるのも分かるけど、池松壮亮くんがそれに演技でやり合ってるのがやっぱり凄いと思った。
主人公と考え方、幸せとは何かの下りや、いい歳こいて恋愛に生きる事が僕との価値観と違い過ぎて、何を言われても響かないしムカついた。
が、宮沢りえの悪い方にだけど、自分の殻を破って一歩踏み出し、そこには今まで考えられなかった世界と幸せが待っていて、生きてるって楽しいな、いつ壊れるか分からないけど、今この一瞬を楽しもうという気持ちは伝わって来た。
まぁ、人間ってこういうもんだよねって、欲望のままに生きるってことに...
まぁ、人間ってこういうもんだよねって、欲望のままに生きるってことに憧れたりするよねとは思った。まぁ、なかなかそうはなれないけどね。
紙の月…ねぇ
まだまだ1回観た程度じゃ、キャスト達の言葉の意味や動きの意味は理解し足らないところはあるだろう。しかし、人がつながるのに外見的な魅力があるとかないとかではないのではないか?特に大人は!わたしが求めるものを持っている人がいた、その人と偶然出会った。そこまでなら、普通の恋愛映画に有りがちなもの。だけど、この作品の魅力は、そんな有りがちが、イキ過ぎてしまった事、そして何より現実に起こるか起こらないか紙一重の物語というのが、この作品の本当の見所なのかな。
でも…すごく単純なところでいうと、女というのは…とても複雑だ。
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