「したたか、浅はか」紙の月　ふわりさんの映画レビュー（感想・評価）

角田光代は好きな作家だけど原作は未読。
夫との生活に満足していない主婦が、パートをしていた銀行の契約社員となり、顧客の孫（大学生・後に中退）といい仲になり横領に手を染める話。

Webで調べるとペーパームーンは偽者、儚いという意味が出てくる。ホントにそんな内容の映画。つかんだ自由はあっけなく終わりがやってくる…。
しかし、ラストまで彼女の行動は大胆で驚く。
大学生の彼との事が、本当に求めていたことではないんだろうな、なんて思った。