「登場人物、全員嘘つき」インターセクション にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)
登場人物、全員嘘つき
どこに焦点を当てて観ればいいか、最後まで不明だった。
誰が犯人(悪)という謎解きでもないし、
憎しみ合いながら砂漠では助け合わなくてはという
サバイバルでもないし、
巧妙に仕組まれた復讐劇でもないし。
全部、偶然そうなった。という展開。
そこが面白さなのかな?
スコットとトラヴィス。
トラヴィスとグルならカーチェイスして事故る必要はない。
オードリー。
ダイヤに目がくらんで「恩人」を殺すくらいなら、
最初からそうすれば?
イサム。
悪人は滅ぶ運命。欲に溺れすぎ。
タイラー。
行き当たりばったりの極致。
どうしようもない女。欲を使いすぎ。
サレイ。
結果、こいつだけハッピーエンドだが、
他のやつを泳がせすぎ。何度か死にかけてる。
6人それぞれの視点から描く、という作り方でもなく、
“俯瞰”でエピソードを追っているから、
見ているコチラは焦点が合わない。
だから、感想は「知らんがな」と「ふーん。」しかない。
なんか、残念な映画だ。
コメントする