「ベタドラマ+ヨガ」シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸 スペランカーさんの映画レビュー(感想・評価)
ベタドラマ+ヨガ
予想以上にベタドラマ、見ているこっちが恥ずかしくなるぐらいベタな展開満載でしたね。
でも、こう言ったベタな友情物は個人的には嫌いじゃないので、まあ演出の問題か感動するところまではいきませんでしたが、それなりには楽しませてもらいました。
ただ、突っ込みどころが多すぎでしょう(苦笑)
海空が青森から東京に上京して住むに至るまでの描写からして酷すぎです。
本当にこれはどうなることかと思った序盤でしたが、門脇麦のコメディエンヌっぷりが秀逸でしたので、彼女の演技でまあ何とか見れた部分はあったかなと・・・。
方言から雰囲気まで、本物の田舎娘にしか見えない役作りはさすがの一言。
一方の人気モデルでヨガの先生役のKUMIを演じた道端ジェシカは、さすが本業だけあって存在感は見事、演技はまあ何とも微妙な感じでしたが、門脇麦との凸凹コンビは画的に分かり易く、ベタドラマにはピッタリだったかと思いました。
しかし2人が出会いから友情を育むに至るまでの話は、まるで昭和のドラマって感じで、リアル感は薄かったなぁ(笑)
でも、妙にリアルだったのは、村上淳が演じたゲイのマスターでしたね。
本物?と思えるほど上手かったし、物語のいいアクセントになっていたと思いました。
まあそんなこんなで良作とは言えないけど全体的には嫌いじゃない作品だったのですが、ヨガのゴリ押しっぷりが酷すぎ、最後のアレには本当にもうゲンナリでした。
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