野のなななのかのレビュー・感想・評価

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野のなななのか

劇場公開日 2014年5月17日
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理解不能、されど?だから?何度も見たい

長くて難解な映画だったけど、絵の美しさ、軽快に繋がれる絵と台詞に、不思議な吸引力があって、分からないのにずっと集中して見通せた。最後まで意味不明な気持ちがぬぐい去れなかったけれど、それ故に何度も見返したくなる。長いから容易には踏み切れないけれど…
大林監督特有のノスタルジーと助成への萌感漂う作品で、非常に好きになってしまった。
理解不能ながらも、そのコンセプトや魅力的な雰囲気は確立されていて、なんか、すんごく、いい映画だった。

SH
SHさん / 2018年12月28日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  難しい 萌える
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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只管に一筋

北海道芦別の特別な作品かと思いきや、やはり大林作品、「反戦」が大上段から振り下ろされる。

前作「この空の花」は空襲と花火、更には東日本大震災がリンクして、今でも長岡の花火を観ると泣けてくるほど思い入れが強くなったが、今回の反戦は芦別よりも樺太がベースで、芦別は戦争リンクが炭鉱、とは少し薄いなぁ。
しかも前作より演劇要素が強く、台詞があちこちから乱れ飛び、この場面で言いたい事は何だろう、と間誤付いていると置いていかれる。
結局、最後まで光男や信子、カンナ、かさねの真意が掴めずに終わった。かと言って、また観ようという気力も湧かない作品。長いしw

次回作も長いけど、いつか観ます、多分。

クリストフ
クリストフさん / 2018年8月30日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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文化を壊して、お金に変えてたの、一生懸命、国中で・・ ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

映画「野のなななのか」(大林宣彦監督)から。
「北海道芦別市を舞台に描いた人間ドラマ」らしいけれど、
芦別市の名所旧跡の案内的要素もあるからか、
2時間51分(171分)は、とにかく長い。(汗)
さらに、最初から最後まで演劇の舞台のようなテンポで、
台詞が交差しあうのだから、観賞後、どっと疲れた。
しかし、メモしたくなるような台詞は多かったので、
停めては戻しメモして再生、の繰り返しだから4時間はかかった。
中でも、私が気になったのは「第14章 そして、現代。」の章。
赤毛のアンの家とか、カナディアン・ワールドと称した廃墟などを
指差しながら、芦別市の歴史を振り返るシーン。
「まちおこし・・まち壊しだったかな?」と溜息をつき、
「まちおこしってのは、日本中の流行りだったからね」と嘆き
「『炭鉱』から『観光』へ、だったわね、ここは」と思い出した。
さらに、話を続けて、こんな会話が・・。
「京都の鴨川に、パリのセーヌ川の橋を架けましょうだなんて話も」
「それは文化の破壊だね」
そして最後に、こうまとめてある。
「文化を壊して、お金に変えてたの、一生懸命、国中で・・」
いかにも、一時代前の「まちおこし」と表現していたが、
実は、現代の「地方創生」への警鐘ではないか、と感じたからだ。
日本が「観光立国」を目指しているからって、資源もないのに
「観光」を目玉にして、人口減少を解決しようとする地方に対して。
「まちおこし」って、流行りで行なうものじゃないからなぁ。

shimo
shimoさん / 2017年6月3日 / PCから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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「映像の魔術師」がそれを封印して絵では示さず,別チャネルの「ことば」で暴走しより「想像せよ」と迫る

とある講演会で大林監督は『あの空の花(以降「前作」)』と併せて映画版ゲルニカのつもりで作ったと言ってた.「自分をピカソに喩えるのはエラク大胆な」とその時は思ったが,確かに前作と今作は正面顔と横顔の関係.
前作では映像,文字,音声言語の3チャネルを束ねて畳みかけるように情報を伝える手法が使われた.今作は映像と音声で別の情報を伝えるというある意味「狂った」手法で観客の入力バッファを溢れさせてる.これも発明か…
CG使えばどんな映像でも作り出せる時代に「映像の魔術師」と呼ばれた監督がそれを封印してある意味「普通の」絵で映像を作り,別チャネルの「ことば」で暴走する.なのでぱっと見舞台っぽい退屈な芝居に見える.
ところが映像にも音声にも(ある意味)独立に別の話が重なり合って観客に提示される.おまけに生者も死者もシームレスに共存している.大林監督,オカシイというか狂ってる(褒め言葉).
前作はそれでも「絵で観せる」部分があったのを『野のなななのか』は絵でも示さず,より「想像せよ」と迫る.こんな映画は大林宣彦監督にしか作れない(=代替が効かない)が,おそらくは免疫ない人にはかなりなイニシエーションになろうなぁ…

ykono
ykonoさん / 2015年1月31日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 興奮
  • 鑑賞方法:映画館
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今回もおなか一杯です。

予備知識無しの場合はそれ相応の覚悟が必要です。
何があっても驚かない、些細なことは気にしない、それらも引っくるめて全てを受け止める、そんな覚悟が。
情報量が多すぎて、とても全ては受け止めきれませんが。

メッセージに関しては前作よりも控え目なものの、繰り返し出てくる反戦の思い。
この映画では団塊世代が出てこない。団塊世代を伝える事の出来なかった世代として存在すら消し、その次の世代へ直接何かを伝えようという覚悟を感じました。

Nocchimax
Nocchimaxさん / 2014年11月28日 / PCから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  楽しい 知的
  • 鑑賞方法:映画館
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観念的で、説教くさい。知力体力ある時に。

舞台のようなセリフをたたみかけたり、時空を超えた短いカットの連続、デフォルメされた映像など、演出過剰が3時間続くので、ぐったりする。

反戦の強いメッセージを、人間の生死と合わせて伝えたいという、大林監督の思いはわかるけど、もう少しシンプルに表現できないのかなぁ。

この手の映画を芸術性が高いと評価する人がいるのも分かるけど、知力体力ないと、消化不良に終わりそう。

北海道の自然は美しい。
画像の余計な加工が美しさを削いでいて、残念。

巨匠って、みんなこうなっちゃうのかな。

ちんたら
ちんたらさん / 2014年5月25日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.0
  • 印象:  悲しい 知的 寝られる
  • 鑑賞方法:映画館
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な、なんだこれは

もっとおとなしい映画かと思ったんだが、しょっぱなからめまぐるしいカット割に膨大なセリフ量。とにかくこれを三時間見ていれるのかと思ったが、まあ案の定体力が持たなかったというか…。
しかしマイケルベイ以上に素早いカット割も決して適当にやっているわけではないのがわかる。セリフももちろんそうだ。
大林宣彦はなんて体力のある監督だろうか…。七十代でウルフオブウォールストリートを撮ったスコセッシ並みの、それ以上の勢いと若々しさを感じる。
しかし疲れた…

バイオレンス・アックン
バイオレンス・アックンさん / 2014年5月22日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  笑える 悲しい 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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壮大

長編を凝縮したような濃度です。
2時間半を超える作品ですが、最初っからエンドロールの最後まで、気持ちを持って行かれっぱなしでした。
役者ぶりが遺憾なく発揮された戯曲のような感動。

あっくん
あっくんさん / 2014年5月19日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  悲しい 知的 難しい
  • 鑑賞方法:映画館
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