ラブ・ポーションNo.9のレビュー・感想・評価
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バカバカしいとか大甘とか言われても、僕は好きなのよ。
恋に奥手な生化学者ポールは、ジプシーの老女からもらった媚薬No.8の効果に気づき、同僚で密かに好意を持っている地味な女性ダイアンと、薬を分け合うことにした。
同名のヒット曲(59年クローバーズ、60年代サーチャーズがカバー)を基にしたラブコメディ。歌詞の内容は、ある男が、手相占いのロマ人からもらった媚薬9番のせいで、見た物すべてにキスをして、キスされた警官が媚薬の瓶を割るというもの。
後のLPバージョンでは、10番の薬はどうなの的な歌詞が追加されている。映画では、8番が媚薬で9番は解毒剤になっており、創造性豊かな良い変更だ。
サンドラ・ブロックが実にチャーミングで愛らしい。一見バカバカしい話だが、下品過ぎず、スマートに描いている。超大甘な展開と思うけど、かわいらしくて楽しい。超個人的評価だが、遊び心にあふれた、抱きしめたくなる良品だと思う。
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