夜に生きるのレビュー・感想・評価
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絶賛はしないが、はまる人には、はまる映画
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカや、ゴット・ファーザー・パート2(1よりもこっちだよね〜的な(笑))、はたまたアンタッチャブルみたいな映画が好きな人には、もーたまらない映画です。
陰鬱な1930年代を舞台に、虚無的な主人公が魅力的で、なんとも言えずカッコよく、また取り巻く女性もとてもセクシー。映像も美しくて、ぐいぐい引き込まれます。
広くみんなに好かれる映画とは決して思いませんが、クセがあって、悪どくて、いやらしいんだけど、妙に惹かれるぞ的な、一癖ありなエンターテイメント。
天国の場所
禁酒法時代のフロリダを舞台にした成り上がりギャング映画。マフィアではなくあくまでもギャング。
古き良きを踏襲しつつのおとなしい展開と弾ける感じ。わかり易く男臭く唸らせてくれる。
大々絶賛するまでには至らないけれど、喜怒哀楽の詰まったストーリーに入り込んだ。
ギャングが愛した2人の女性。これはラブストーリーでもある。
映画「夜に生きる」(Live by Night)を見た。
Movix堺でやってるだろうと思ったがやってなかった。
Movixあまがさきでやってたので出かけた。
カミさんが仕事だったので、子供らを連れて行った。
子供らは「ピーチガール」を見たいと言ったので別々に見ることに。
主演はベン・アフレック。
父親が警視正だというのに、強盗などを繰り返し、ギャングの一員になって行く。
後にベン・アフレックの妻になる女性にゾーイ・サルダナ。
他にエル・ファニングが出演している。
禁酒法時代の話で密造酒などで荒稼ぎするギャングたち。
人がたくさん撃ち殺される荒っぽい場面が多い。
ベン・アフレックがギャングの幹部としてのし上がっていく。
犯罪を生業とするギャングにもさまざまな障害があり、
KKK団との抗争や、カジノの開業に反対する勢力などに頭を悩ます主人公。
やがて結婚をしそれなりに幸せな日々を過ごしていたのだが。。。
ベン・アフレックが愛した2人の女性。
これはラブストーリーでもある。
上映時間は129分。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
フィルムノワール
書き出すときりがないので割愛するけれど、往年のそう呼ばれた作品達は画面自体がキナ臭く薄暗い感じで、とにかく悪いんだけれど、言い知れない魅力に引き込まれる所がありましたが、今作品は何か終始シャープで綺麗。単なる映写機械の進化なのか、わざとなのか…。
内容は時代背景をガッチリと取り込んだ為か、盛り沢山過ぎて味覚が麻痺したりもしますが(笑)アメリカのあの時代の風景を捉えた物語としては楽しめました。何より「よー喋る小物」感たっぷりのいとおしい相棒が事あるごとに変化していくのがゾクッときます。周りが時間経過に対して変わらなすぎなので(笑)
じわじわと…
ベンの淡々とした表情が大げさな演技が無くても脳裏にじわじわとくる。
3人の女性がそれぞれ彼と関わってくるけど、皆幸せだった?と聞きたくなってくる。不器用な男なのかも知れないですね。
私的にはファッションに目がいきました。男性のファッションもですが、特に女性陣が素敵。靴からアクセサリーまでじっくりもう一度観たい位です。
みんなホメすぎ。本音いっちゃおうよ。
ベン・アフレック主演・脚本・監督作品だが、いやな予感がする。
本命作品なら、もっと全国公開されてもいいはずなのに、松竹(ピカデリー&MOVIX)系列を中心とした限定的な公開だ。アカデミー作品賞を受賞した「アルゴ」(2012)から5年ぶりとなるわけで、確かに映画ファン"待望"なのだ。
原作は、デニス・ルヘインの同名小説。イーストウッド監督の「ミスティック・リバー」(2001)、スコセッシ監督の「シャッター・アイランド」(2003)、そしてアフレック本人の処女作「ゴーン・ベイビー・ゴーン」の原作者である。ますます気になる。
そしてその結果は・・・。ストレートなギャング映画である。もちろん徹底的に作り込まれた見事な演出、豪華な俳優陣。ベン・アフレックのギャングはカッコよく、ハイレベルの優等生作品に仕上がっている。だから評価は3.5である。
でも、みんなホメすぎ。この程度のギャング映画なら星の数ほどあるし。たぶん多くがベン・アフレック監督にそんなの求めてないよね。こんな平凡な展開の映画ではなくて、ねぇ? 違うよね。
その理由は、プロデューサーに名を連ねる、"レオナルド・ディカプリオ"の存在にありそうだ。本作の映画化権を押さえていたのは、実はディカプリオであり、お友達の依頼のニュアンスが強そうだ。ディカプリオは自分で買ったんだから、自分で主演すればいいのに。まさか、「ギャング・オブ・ニューヨーク」(2002)や、「ディパーテッド」(2006)以上にならないと思ったのだろうか。それほど平凡である。
もちろんベン・アフレックとしても、原作者へのリスペクトもあるだろうし、また多くの俳優がそうであるように、絶対的なハードボイルド役は憧れであろう。でも「コンサルタント」(2017)のほうが、はるかに面白いよ。
あえて注目するのは、エル・ファニングとの初共演。主人公ジョー・コフリンのカジノホテル計画をつぶす、ワケあり少女の大演説が見どころ。
つまるところ、ベン・アフレックのファンだけが要チェックの作品である。
(2017/5/20 /新宿ピカデリー/シネスコ/字幕:岸田恵子)
家族がテーマの映画を撮ったのに離婚したベンアフ
ヨーロッパからの古い伝統と保守性が残り、家族でありながら正反対の職に就くことが多い街・ボストンを象徴した“家族(ファミリー)”映画。
どんなに放蕩息子でも放っておけない親や、血のつながりはなくてもギャングの一味としてファミリーを構成する組織。それらに人種感や宗教観も絡んでくる。
そんな家族をテーマにした映画を撮ったベンアフが、実生活では離婚してしまったのが皮肉というかなんというか…
これ以上ないほどボストンらしさを詰め込んだ、地元出身のベンアフのボストン愛が溢れた一本。『ディパーテッド』や『ブラック・スキャンダル』などと併せて観るのも一興。
自分を拘束するもの
ANAの機内エンターテイメントの今月のトップになっていますね。狭い画面だったけど、見ている間に、禁酒法時代のフロリダの暴力世界に浸ってしまいました。コスチュームとかセットとか、手間隙かけた作り込み。話のテンポもよし。
家族は自分を拘束するかも知れない。しかし、それがなくては、幸せを手に入れられない。監督はそう言いたかったんだと思いました。
なんとも哀しい男の話
元兵士、現役泥棒のケツアゴ兄さんが
腕を買われ酒抗争に巻き込まれていく話。
12時間のフライトの中で
意識が飛びそうになりながら観たので
言ってることが合ってるかは分からんけど
なんてかわいそうな男なんだ…って感想。
なんかのレビューで
環境は人を変えると書いたけど
今作もそんな感じ。
夜に生きるというかそれでも生きていくが
ぴったしだと思いましたけど
もう一回ちゃんと観ます。笑
禁酒法時代の雰囲気や白黒だけではないもっと細かい人種間の問題等、興...
禁酒法時代の雰囲気や白黒だけではないもっと細かい人種間の問題等、興味のあるテーマで面白い映画でした。只、うまく纏めた感じで個々のキャラクターが薄味になっている感じが。長尺にして細部まで掘り下げればもっと良いものになる気がした。連続ドラマ向けというか。そんな中、登場時間は短いもののエル・ファニングが良かった。決して悪くは無いけど惜しい映画。
試写会で見ました♪
こういうの、好きです。
悪いことをしている悪くない奴。ベンが上手に演じますよね~。
若いころのベンは「俺ってイケてるじゃん」みたいな感じがして(笑)、あまり好きな俳優じゃなかったけど、最近は落ち着いてきて、人間味あふれる役が素敵です。
監督も主演もやって、しかもこのクオリティ、これからの作品が本当に楽しみ!
「コンサルタント」も好きだけど、これもとてもよかった!
試写会に当たってよかった♪
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