白鯨との闘いのレビュー・感想・評価
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危険に飛び込むことは勇気か?
白鯨をはじめ、映像の迫力が素晴らかったです。
ただストーリー的にはあまり共感できない。
危険に飛び込むことを勇気とは思わない。ビジネスなのだから、上に立つものは部下の安全を配慮する義務がある。
出演者は豪華
2024年6月20日
映画 #白鯨との闘い (2015年)鑑賞
白鯨のネタ元としても知られる19世紀に起きた捕鯨船エセックス号を巡る悲劇の実話
作家が30年前にある捕鯨船を襲った悲劇を取材すべく、最後の生き残りを訪ねる
ヒカリゴケの元ネタ?
観ていても苦悩する展開
クリスヘムズワース扮するエセックス号一等航海士オーウェンチェイスはベテランゆえ船長になれると思っていたが家柄で外され新米船長の下で不満だった。
捕鯨に誇りを持つ者や捕鯨しか出来ない者たちの物語。遅れを取り戻そうとする船長の強行策とぶつかるオーウェン。目的は鯨油。厳しい世界だ。鯨の体内に入って鯨油を取るなんて凄いね。
鯨の群れに遭遇し船ごとひっくり返された怪物がいた。恐ろしいまでの力だね。犠牲者も多くまさに命がけの仕事だ。観ていても苦悩する展開だったね。
白鯨との闘いとその後のサバイバル
前半は白鯨との闘いで後半は漂流するサバイバル。特に後半、船員達が衰弱していく姿には目を背けたくなります。チェイス一等航海士、ポラード船長、マシュー二等航海士とトーマスの人間模様をロン・ハワード監督が丁寧に描いています。
クリスヘムズワース~
先月、キャビンとホースソルジャーを観たので、クリスヘムズワースさんが出演しているのを探していたら、こちらがヒット。
オッペンハイマーのキリアンさんも出演されていたので、ちょっと期待。
最初はちょっと面白くないかもと思ったけれど、中盤から引き込まれました。
それにしても、あんなに小さな船で捕鯨をしていたなんて、信じられない。
エセックス号は白い鯨に破壊された
海の遭難物はもうどうしようもなく逃げられない状況で嫌いなんだけども見たんだけども、やっぱり海は広いなぁ怖ーいなぁだった。
おおよその話は知っているから余計にあーあーで、それでも海に生きていくその後は何でだ?だけど
迫力あり
クリス・ヘムズワースの大ファンです(笑)
2度目の鑑賞
インタビューに合わせて回想シーンを映像として成立させる方法はありがちだが、実話なだけに真実味を持たせるには有効なのだと思う。ただ、ずっとトラウマとして苦しみ続け、妻にも語らなかった内容を語る迄の葛藤が薄かった事がスッキリしない。
2度目の鑑賞で、ようやくそのモヤモヤに気付いた(笑)
けど、いいんです、面白ければ
いいんです、クリス・ヘムズワースがかっこいいから(笑)
小説「白鯨」の基になった実話を映画化したもの。 白鯨との闘いは前半...
小説「白鯨」の基になった実話を映画化したもの。
白鯨との闘いは前半までで後半は漂流が主。
邦題にだまされた感はあるけれど、自然の大きさと人間性などが垣間見れて、そういう部分があったことは良かったと思います。
白鯨との死闘もさることながら、漂流してからの方が過酷を極めた印象。...
白鯨との死闘もさることながら、漂流してからの方が過酷を極めた印象。
方角も分からずに波に流され、ようやく陸地にたどり着いたと思ったら絶海の無人島であった。
そこからさらに漂流するも水と食料が足りない。
仲間の死体を食べ、ついにはくじ引きで犠牲者を選んで食料とする。
そんな極限状況にあっても一等航海士は最後まですばらしかった。
最初は典型的な無能上司だった船長が次第に立派な人間になっていく過程も見ものだ。
メルヴィル作『白鯨』〜メイキングもの
以前、メルヴィルの冗長な『白鯨』を頑張って読みましたが、退屈だという前評判に反して結構モービー・ディックの世界に呑み込まれました。頭の中で船員たちの表情や振る舞い、船上の臭い、捕鯨の様子などなど、想像力を膨らませて読了しました。
本作品はその答え合わせ的なものになりました。
いやぁー、迫力がありました。
やつがれの想像力を遥かに越える壮大なイメージに圧倒されました。メルヴィルがイメージしていた(であろう)世界観に2時間浸ることが出来ました。もちろん『白鯨』そのものの映画化ではありませんから、登場する船員たちも必ずしも重なりません。航海路も違います。ただあの世界観がよく伝わります。
21世紀に作成されただけあって、どうしても「クジラは守ろう」的なサブリミナル・メッセージがムンムンしますが、その辺りは個人の好みで共感するなり、流すなりしたら良い。
あとは武田泰淳の『ひかりごけ』が引っ提げた重苦しいテーマをサイド・ディッシュみたいに扱ってるのが少々不服ですが、そもそもメルヴィルが触れていないところですから、文句を言うのは筋違いかもしれません。
本作品、大変だけどメルヴィル『白鯨』を読了してから観ると10倍頷けるかも、です。
〜ネタバレ(?)〜
本作品の最後のシーンに、あの有名な『白鯨』の第一文が綴られます。
"Call me Ishmael."
動物愛護団体が推奨すべき映画だと思う。 でも、途中からクジラどうで...
動物愛護団体が推奨すべき映画だと思う。
でも、途中からクジラどうでもよくなっちゃうね。
おじいちゃんも、クジラとの闘いより、アレを食べちゃったことのほうがトラウマになってるみたいだし。
21世紀に、「捕鯨」の映画を作る、ということ自体が奇跡
欧米の捕鯨に対する反感は、ものすごく強いらしい。
そんな現代に本作を超大作としての予算、キャスト、スタッフで作ったコト自体がスゲえな。スポンサーたちはよくカネ出したね。
欧米人にとっては、100年以上前の出来事とはいえ、自分たちの祖先が捕鯨をしていて、それが原因でクジラが激減した、というのは「不都合な真実」なのでは。(まあ、そういう「反省」を踏まえて、保護に取り組んでいる、と主張するのかも)
「白鯨との戦い」という邦題もイマイチ。
クジラとの戦いは主題じゃないじゃん。
主人公たちに課される「課題」というか「災害」の一つに過ぎず、
主に描かれているのは、男たちのサバイバルでしょ。
主題がボヤけてしまい、何を言いたいのか分からない作品になっている。
【ロン・ハワード監督が描くリアリティ過ぎる真実の「白鯨」に戦慄する】
1819年、捕鯨船エセックス号は太平洋を目指し、米ナンタケット島を出港する。
エセックス号には21人の乗員がいたが・・。
[エセックス号メイン乗員と関係者]
・ジョージ・ポラード船長(ベンジャミン・ウォーカー)・・名士船乗りの家系に生まれ。今航海ではオーウェンを意識し過ぎ、時折無謀な指示を出すが、根は好人物。
・オーウェン・チェイス一等航海士(クリス・ヘムズワード)・・捕鯨会社からの船長の約束を反故にされ、名家出身のポラード船長と屡々対立。が、白鯨襲撃後はサバイバルの指揮を執る。
・マシュー・ジョイ(キリアン・マーフィ)・・幼いころからチェイスの友人。
・ヘンリー・コフィン(フランク・ディレイン)・・ポラードの親戚でエセックス号の新たな航海士として抜擢。(何かと、チェイスを敵対視するが、空回りする様が観ていて辛い・・。)
・トーマス・二カーソン(トム・ホランド)・・エセックス号のキャビン・ボーイで数少ない生還者。ある出来事を経験したため、十数年に亘り、事実を語らず。
→年老いて、トム・ニカーソン(ブレンダン・グリーソン)と名乗り、酒浸りの日々を送る。
・ハーマン・メルヴィル(ベン・ウィショー)・・小説家。
<メルヴィル著「白鯨」の真実の裏の驚くべきサバイバルの真実を圧倒的なリアリティ感溢れる俳優達の演技で描き出した作品。>
<2016年1月16日 劇場にて鑑賞>
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