「「白い嵐」の方が好き」白鯨との闘い 大地くんさんの映画レビュー(感想・評価)
「白い嵐」の方が好き
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今年初の映画鑑賞でした。丸の内ピカデリ−で2D字幕版を。
公開2日目で日曜ですがそんなに人は入ってない…年齢層が高くて男性が多い。こんな作品こそ、劇場で観るべきですよねえ!?
さて、他の方々も書いているように、邦題になっている白い鯨との格闘はそんなに出てきません。
むしろ出会う以前の、嵐に遭うシ−ンの方がよっぽど迫力があり、海洋スペクタクル映画らしい見所となっています。実話が元となっていて後の映画「白鯨」の原作小説が作られたとのこと。なのでタイトルに「白鯨」と入れることにこだわったのでしょうか。
「闘い」は白鯨とでなく、船が沈んだ後の、漂流中の飢えや仲間の肉を食べて生き延びる過酷さやサバイバルの苦しみ、心の葛藤や攻めぎ合いの方がウェイトが大きかったから、やはりあまりふさわしくない邦題ですかね。
2回以上観たい映画ではないかもしれません。
海洋スペクタクルとしては、私が好きな「白い嵐」の方が断然良い映画だと思います!少年たちの成長物語の要素もあるし。
母なる海、自然の脅威、動物の命をいただいているという畏怖などを描きたかったのかなと感じましたが、軸ははっきりしなかったかな。
しかし体格も良く男らしいクリスは大変カッコ良く、顔立ちは違うけど髪の毛とヒゲ、雰囲気が何だか昔のブラットピットのようですね。ジュリエットリュイスと出てた映画の時に特に似てるかも…。
海の迫力を感じられるから、劇場で見た方がやはり良い映画だと思います!
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