劇場公開日 2015年9月12日

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「すごい揺れるぞー」カリフォルニア・ダウン つとみさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0すごい揺れるぞー

2023年12月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

ドウェイン・ジョンソン(ロック様)がレスキュー隊のパイロットを演じたディザスタームービー。

ロック様はほとんど観たことがないので、もっと殴る蹴るのアクションやる人だと思っていたけどパイロットなんだな、とか思っていたがオープニングミッションから特に意味はない筋肉を駆使した操縦で魅了してきます。何でかわからないけど、うおおお!ロック様!!というテンションに。

続いて、ロック様の娘ブレイク役のアレクサンドラ・ダダリオが、これまた意味なく水着で登場。
やっぱりパニックムービーは水着だよね。水着美女だよね。ホラーなんかと同じだよね。恐怖と水着はセットだよね。そうに違いないよ。

ロック様の置かれた状況などが一通り説明されたのち、いよいよカリフォルニア群発地震発生。
一発目はマグニチュード7。通常のレスキュー任務を開始するロック様だが離婚直前の妻と娘がそれぞれ被災して、単独で家族の救助に向かう。

ここで、小走りのブレイクの胸の揺れかたがヤバいことに気付く。マグニチュード8はあるぞ。
おいおい群発ってそういう意味かよ。揺れてるときも揺れてないときも揺れてるのかよ。スゲーぞ。

そのあと、うおおお!ロック様ぁ!と、うおおお!ブレイク!と、たまに地震を繰り返しながら進む中盤で、ブレイクは着ていたジャケットを脱ぐことに!。なんということでしょう。監督はただのスケベなオッサンに違いない。良いぞ!

と、まあこんな感じでロック様の筋肉とダダリオの献身により支えられたパニックムービーは、ストーリーとか辻褄とかどうでもいいんだよ、の手本のように興奮と映画の面白さを届けてくれた。
80年代とか90年代はこの手の映画がそれなりにヒットして、ティーンエイジャーが洋画に入っていく入り口になっていたものだけど、最近はヒットしないよね。本作「カリフォルニアダウン」もどちらかと言えばマイナー作品扱いだもんな。ちょっと寂しく思います。
しかしたまには少年の心で映画を観るのも良いもんだなと、懐かしい気さえした。面白かったです。

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つとみ