「ドゥウェインさん、演技してるよ(驚)。」カリフォルニア・ダウン 三遊亭大ピンチさんの映画レビュー(感想・評価)
ドゥウェインさん、演技してるよ(驚)。
「カリフォルニアダウン」見ました。
大喜利とかで見る「こんなレスキュー隊員は嫌だ」のハリウッド実写版です。仕事してください。
この映画は快挙を成し遂げました。映像がスゲ〜なんてのは全然思いませんでした。災害パニックだと「デイアフタートゥモロー」や「2012」なんかで目が慣れてますからね。ビルがバカバカ倒れるのも「トランスフォーマー」で見てますし。じゃあ何が快挙かと言いますと、それはドゥウェインジョンソンが俳優に見えるからなんですよ!ドゥウェインジョンソンと言えば、「スコーピオンキング」「ワイルドスピード」「ヘラクレス」みたいな演技力不必要・必要なのは筋肉的な作品しか見たことなかったので、今作でマトモな父親を演じてるのはビックリしました。アバンタイトルの逆光ドヤ顔を見た時は嫌な予感がしたけど、、痛かったのはほぼそこだけなので許せる範疇です。
まぁ褒めるべき点はそこだけで、ストーリーと映像の全部に既視感が否めない。あとはやっぱり、日本人にとってはキツい。今年だと「唐山大地震」を見た時も同じだったけど、主人公とか物語云々じゃなくて、逃げ惑う人々を映した阿鼻叫喚の地獄映像を見るだけで涙が止まらないですよ。それは「カリフォルニアダウン」というB級ディザスター映画でも同じでした。
あとはあれ、ダウンしたのはサンフランシスコだよね?地震博士が言ってたけど、カリフォルニアはすぐに治まるんじゃないの?地理にかなり疎いので見ながらアタフタしてしまいました。分かんねー!
すいません、語りたいのは以上です。
だって語る要素が少ないんですからしょうがない。まぁまぁでした。