劇場公開日 2015年11月14日

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「スパイドラマ」コードネーム U.N.C.L.E. れおさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0スパイドラマ

2016年3月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

アクションは抑えめで、キャラの内面や掛け合いの方を中心に描いています。ちょっとシャーロックに似た傾向かも。音楽と服の撮り方がおしゃれ〜。
頼りになる仲間たちは、CIAの色男で手癖も女癖も悪くて経験豊富だけど性格の悪いソロ、KGBの頭は良いけど堅くて不器用単細胞196センチ戦闘技能極振りイリヤ、ヒロインの下町の小娘的な強かさを持つ度胸は愛嬌ギャビーだ!!
この時代なら口先三寸でこのくらい無茶苦茶な事が出来たかもね!という説得力と、閉鎖的な地域からの各出身国の特色がより顕著でした。冷戦時代あるあるが面白いので、もし周回視聴する際にはそこらへん調べてるともっと笑えるかも。
アクションは本当必要な分だけというか、イリヤが走った後に人が倒れているみたいな感じが多いです。それも笑えるけど。スパイ演出としてはアクションよりも口頭での精神戦など非戦闘技能を見せるところが多いので、スパイ大作戦の地味さが好きな方は楽しめるかもしれません。
キャラの掛け合いテンポ、過去設定の出し方、ぎっしり詰まった116分でした。

れお