「王道ではない、でも正道のスパイ映画」コードネーム U.N.C.L.E. tukinami2000さんの映画レビュー(感想・評価)
王道ではない、でも正道のスパイ映画
スパイ映画=近未来武装アクション映画となりつつある昨今で、原点回帰であるような、あるようでなかったような、スパイらしいスパイ映画
第二次大戦後のソ連とアメリカが組む水と油の迷コンビ 2国の技術競争を背景にしたやり合いはニヤっとさせられる
キャラクターもたっていてロシアのスパイ、イリヤは脳筋のいわゆるパワーでなにがあってもなんとかするタイプ アメリカのスパイ、ソロは合理的かつ手先と口先の器用さで事前になんとでもするタイプ
噛み合わないようで短所を埋めあっている、のにハラハラさせられる!なかなかに絶妙なコンビでした
そしてなによりやっぱりかっこいい!取るアクションひとつでそのキャラクター性をびしばし伝えてくるのにはうならされました
マイナス、というわけでもないけれどカメラワークが若干特殊、というよりシーンの抜き方が特殊なのかな?音楽の合わせ方もまた音楽自体もなかなかに独特なものでシリアスなシーンでも若干笑いがこみ上げてくるのは狙ったのか監督独自の感性なのか
BGMについてはレトロ感を狙ったのだろうが私の肌には少々あわなかった が作品の雰囲気を損ねているかというとむしろマッチしているのだからなんとも言えぬ!絶妙!・・・なのか?
思い返してみても終始だれたところがなくテンポは良いのに一々見栄えよく無駄がない くどいかもしれないが絶妙!な映画であった
続編がもしあるのなら絶対見に行きますぞい!
ただヒロインがナー 気が強い通り越してアッパー系 で出番があんまりないせいでび、びみょ・・・・・・続編の出番に期待!(魔法の言葉)