ラン・オールナイトのレビュー・感想・評価
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守るために攻める!
殺しをする中で葛藤する事もあっただろうし、その末の決断、以来それをずっと背負ってきて、覚悟を持った生き方をする主人公、守るものは息子、キャラクターもストーリーも分かりやすく、よく動く激しいアクションも興奮、とても良かった。
途中疑問に思った点がありましたが、夢中になってぼんやり観ている内に良い具合に忘れ始め、驚かせるように回収してくれました。
動きがスローになったりする映像から、思いや息づかいが伝わってくるようで格好よかった。
主人公が息子へ、何度も同じ言葉を掛けていましたが、父の姿だなあ、と感慨深いです。
「守り抜く姿勢」を観るという部分でとても楽しませてもらいました。興奮したし驚いたし泣いた。
面白かったです!!
暗く、重苦しい
キャリアの晩年に、似たようなキャラクターの作品を立て続けに発表したリーアム・ニーソン。
初老で、凄腕のスペシャリスト。何か問題を抱え、周囲との軋轢が絶えない。家族は崩壊し、それでも愛している。半ば巻き込まれる形で、一度走り出すと悲劇的な結末まで一気に突っ走る。
というようなパターンが繰り返されてきましたが、今作にもその法則がピタリとはまります。もう本人は飽き飽きとしているのか、アクション映画=卒業宣言をしてしまいましたが、残念な限りです。この映画、十分に楽しめるレベルではありますが、やはり『96時間』のような、普通のオヤジが驚異的に強いというカタルシスには及ばないままでした。
全体に重苦しく、暗いトーンで話が進んでいきます。
出演俳優の顔ぶれがすごく、エド・ハリス、ジョエル・キナマンはさすがの存在感でした。
2016.7.8
親子のやっと伝わる愛情
リーアムのアクション作品。
こちらは「96時間」とは逆に、娘でなく息子を助ける物語。
中々緻密な脚本で、マフィア・警察・殺し屋からなる絶望的な逃亡劇。
闇の社会の業から逃れられない描写が丁寧で、その生き様をじっくりと観せてくれます。
仲間との対決に最後の対決も本当に熱く、見応えがありました。
最後の最後に出てくる「父さん」の一言、そして飾られた写真。
やっと伝わる愛情に、どうしたって胸が熱くなります。
とても密度の高い作品でした。
最強タッグは外さない
リーアムニーソンとこの監督のコンビはどの作品も面白いですね 今作も良くできています ハラハラするシーンも多く楽しめるリーアムニーソンはバッチリのはまり役です
最後の最後まで演出があります
リーアムニーソンでアクションとすると、 いろいろ比べられるに決まっ...
リーアムニーソンでアクションとすると、
いろいろ比べられるに決まってるんだけど
あえてそうしたんのであろう、
というのがおそらく賛否両論。
私としては、よかったと思う。
でもストーリーはいただけない。
昔悪かった人が、今はいい人。
みたいな話はそれだけで嫌いなのだが・・・。
エドハリス扮するショーンは
結局悪い奴だし、甘やかして育てたため
どうしようもないドラ息子になってしまい
挙句、そのせいで全員殺されることになってしまう。
一方リーアムニーソン扮するジミーは、
自分の後を追わせないように、
息子と距離を置き、一線を越えさせないようにする。
なんだかなぁ。
アクションは嫌いじゃなかったです。
普通の車がパトカーを追いかけるという
カーアクションや、
火のついた棒切れをライトセーバーのごとく
振り回すジェダイ(リーアム)など
ニヤリ要素もよかった。
不満もあるにはある、
ショーンとジミーの友情とか
ジミーがいかに殺し屋として優秀だったかとか
昔の話が薄いのであまり入り込めなかった。
まぁ、でもそこは許そう。
問題はプライスという黒人の殺し屋だ。
こいつはストーリー上も邪魔だし、
殺しスキルはジミーより高そうだ。
なのに、ラスト弾込めのタイミングで
マイクを見失い、
さらに追い詰めて撃つ直前、
「チャンスは一度しかない」とか
映画的なセリフ言ったがために逆に撃たれる。
こいつがいなかったらもう少し評価上がったな。
例えば、岡田以蔵と武市半平太のような・・・
マフィアの殺し屋が、トラブルに巻き込まれた息子を助ける為にボスと死闘を繰り広げる物語。
リーアム・ニーソン主演のクライムサスペンス。「外れはないけど、最高もない」そんな私的リーアム評に相応しい映画です。
主人公とボス、主人公と息子、そして息子を失ったボス。人間関係を描きながら銃撃戦を魅せてくれます。
ただ、人間関係の描き方が浅く、そのくせ極端で面白みを感じません。
極端で言えば、主人公のダメさ加減。過去の犯罪の暴き方。
浅さで言えば、主人公とボスの関係。例えば、主人公がボスに精神的に依存するような関係性を描ければ、より深い人間ドラマになったように思います。
また、アフリカ系の殺し屋も蛇足。基調は人間ドラマに絡めたアクション。しかし、この殺し屋の登場でノイズが発生したように感じます。
やはりボスとマフィアとの決闘をラストにするべきでした。
私的評価はやや厳しめです。
2022年 90本目
リーアム✕ジャウムのタッグ。
最近のリーアムは個人的にパッとしませんが
これは最初から最後まで楽しめました。
エドハリスとの共演も渋い。
カーチェイスにアクション。最後まで楽しめる作品でした
一晩でケリをつける!
親の心子知らず、馬鹿な子ほど可愛い、親はなくとも子は育つ、親の因果が子に報いなど、頭の中が諺や口上でいっぱいになってしまった。
「リーアム・ニーソン」というジャンルなんですね。やっとわかりました。知悉しつくしている分野での頭の働きと体の動きのシャープさが素晴らしくて癖になります。映像がスピーディーでNYの夜景と朝に向かう風景が美しかった。ショーンを撃つときの目の悲しみがたまらなかった。それは最後まで息子を守り通した信念と通底していたものだったのかも知れない。
96時間ほどではないがそこそこの出来。
残念だけど96時間を超えるリアムニーソンのアクション映画は今後期待でないんだろうなと。
暇だったら見てもいいのかなと。見終わったあと憤りを感じるほど面白くないわけではない。
【リーアム・ニーソンとジャウム・コレット=セラ監督タッグ の作品に外れなしの法則は続くよ、どこまでも。リーアム・ニーソン祭は続く・・。 褒めてます。】
ー ”リーアム・ニーソンとジャウム・コレット=セラ監督タッグの作品に外れなしの法則”は継続された。 ー
・演技派から、武闘派へ還暦で鞍替えしたリーアム・ニーソン。
多くの人は懐疑的であったが、結果的には大正解。
凄いモノである。
<2015年5月22日 劇場にて鑑賞>
本物の男達の格好良さは描けていない
個人評価:3.4
リーアム・ニーソンという事で本作を見たが、アンノウンやフライトゲームのように、スタイリッシュさや、格好良さは無く、間延びも多いB級アクション。ギャングの世界の男同士の格好良さなども、描き切れておれず、名優エド・ハリスも勿体ない使い方。
ただリーアム・ニーソン個人はカッコよくて、ファンなら楽しめる。
リーアム作品の中ではイマイチ!!
安定のリーアム×セラ監督作品を楽しみたい所でしたが、家庭を省みなかった殺し屋との事で、ボスとの関係も何か表面的でしかなく、ボスの息子も登場時からクズなので、もう勝手にやってくれという感じで、モチベーションが上がりませんでした。正義漢だけど不遇なキャラを演じているリーアムが好きなんだと、改めて分かりました。
娘の次は息子を助ける
観るものないけど、映画観たい。
そんな時はとりあえずリーアムニーソン。
だいたい、あの困り顔で割と難なく解決して行く。
「96時間」でリーアムニーソンを認識したので、
今度は息子を助ける話か!と観てたが、
何なのだろう、どれを観てもいつもの
リーアムニーソン映画。
画面構成なのかな?一か月も経てば、
どれがどの映画のリーアムニーソンか分からなくなる
気がする。
ストーリーは
息子のために町の顔役の息子を殺し、組織に追われる。
可もなく不可もなく、ただそれだけの事。
おじさんのもっさりしたアクションで物足りなかった。
リーアムニーソン映画は「96時間」を
意識して観てしまい、こんなもんだよね。で、終わって
しまう。
コモンの殺し屋役は堂に入っていた。
やはり強くてかっこいいリーアム父さん
再視聴。空撮のNYの夜景がすごく綺麗。今回は息子を守るリーアム父さん。やはり強くてカッコいい!近距離だけでなく狙撃も。敵の殺し屋はターミネーターのように執念深い。
スターリングラードのようにラストにエドハリスとの戦いが見たかった。
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