劇場公開日 2015年5月16日

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「リーアムニーソンでアクションとすると、 いろいろ比べられるに決まっ...」ラン・オールナイト にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0リーアムニーソンでアクションとすると、 いろいろ比べられるに決まっ...

2023年1月25日
PCから投稿

リーアムニーソンでアクションとすると、
いろいろ比べられるに決まってるんだけど
あえてそうしたんのであろう、
というのがおそらく賛否両論。
私としては、よかったと思う。

でもストーリーはいただけない。
昔悪かった人が、今はいい人。
みたいな話はそれだけで嫌いなのだが・・・。
エドハリス扮するショーンは
結局悪い奴だし、甘やかして育てたため
どうしようもないドラ息子になってしまい
挙句、そのせいで全員殺されることになってしまう。
一方リーアムニーソン扮するジミーは、
自分の後を追わせないように、
息子と距離を置き、一線を越えさせないようにする。
なんだかなぁ。

アクションは嫌いじゃなかったです。
普通の車がパトカーを追いかけるという
カーアクションや、
火のついた棒切れをライトセーバーのごとく
振り回すジェダイ(リーアム)など
ニヤリ要素もよかった。

不満もあるにはある、
ショーンとジミーの友情とか
ジミーがいかに殺し屋として優秀だったかとか
昔の話が薄いのであまり入り込めなかった。
まぁ、でもそこは許そう。

問題はプライスという黒人の殺し屋だ。
こいつはストーリー上も邪魔だし、
殺しスキルはジミーより高そうだ。
なのに、ラスト弾込めのタイミングで
マイクを見失い、
さらに追い詰めて撃つ直前、
「チャンスは一度しかない」とか
映画的なセリフ言ったがために逆に撃たれる。

こいつがいなかったらもう少し評価上がったな。

にゃろめ