「理解不能」グレート・ビューティー 追憶のローマ みみずさんの映画レビュー(感想・評価)
理解不能
冒頭から絵面の汚い乱痴気騒ぎが延々と続いた時点で観るのをやめようか?
と何度も思った。
そして、結果的にはそうしてもなんの問題もなかったし、そうした方がよかった。
自分では達観したつもりになっているかのようなしょぼくれたじいさんをずっと見せられ、
絵面は基本的にどんより重く薄汚れている。
人生の最終盤を迎えた男の生き様を問いかけているのだろうが、
爪の垢ほどのシンパシーも湧かなかった。
そもそもなぜこの映画を選択したのか?自分に問い、責めたい。
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