ぼくを探しにのレビュー・感想・評価
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ふわふわー
あの魔法のお茶、凄く危険なニオイがしました。
その時点で少し、自分と作品の間に隔たりができてしまって…まったく のめり込めなかった。
ただ、映像や音楽はポスターのイメージ通り、とても可愛らしいので その点で楽しめたのかな。
うーん。という感じ
素敵だけど
映像、世界観、ストーリーは素敵でした。
ハーブティーによって、隠れた記憶を辿る。
それによって主人公が少しずつ、閉じた扉を開いて行く。
独特な世界観で引き込まれやすい物語ではありましたが、中途半端な恋愛を最後に組み込まれてしまっていたのが、私的には残念でした。
でも、劇中に出てきた不思議なハーブティー同様、中毒性はあると思います。
見終わってすごく残る映画でした。
久々に,いいんじゃない!?
現代風な?今風に?日本語的に言えば私的に"ホッコリ",横文字の日本語的に?言えば,"ハートウォーミング"なんて言葉がピッタリだと思えたなぁ~ 久々に全くひねくれていなく,純粋且つ心地良い感じで素直に観終われたような気がした…
この作家のアニメーションが好きで観た。 この世界観もやっぱり好き。...
この作家のアニメーションが好きで観た。
この世界観もやっぱり好き。
フランス映画が好きな事も有り、個人的には結構ヒット!
DVD買うかなー
観やすい
フランス映画はあまり得意ではないのですが、お話もおもしろいし、映像や色合い、キャラクターもよくて目を離さず、少し眠くなりましたが、がんばって堪えて最後まで観ましたが。
眠くなると時々諦めて寝てしまうことが多いのですが、今回は最後まで全部観たくて。
中途半端な悪趣味の反復横とび
生身の人間を映し出す繊細な作業である映画は、むろん、子ども向けアニメではない。人形を動かすのが趣味なら教材アニメを作っていればいい。
映画好きの私には砂喰わされたようなじつに不愉快な2時間弱でありました。
封じられた悪い記憶のさらに奥の真相
素晴らしかった!映像も音楽も!始まった瞬間から脳内麻薬が理屈抜きで全開。ストーリーは全ての予想の右斜め上、突拍子のない展開を飛び越えていく。
幼くして両親を亡くし、言葉を失ったピアニストが魔法のハーブティーで記憶を取り戻す。常に流れるダンスと音楽に乗せて記憶も蘇る。アニメ監督だけあって夢の表現も予想外!
説明ネタバレなしに見れて良かった!封じ込めた恐ろしい記憶というのは、その感覚だけを残し、何重にも蓋がされるものであるなあ。やっと私の好きな初フランス映画が見つかった!
王道をたどりながら常に何度も見る者をはぐらかす「☆☆だと思った?残念!○○でした!」の方向性がとても粋な方向に決まっていて、ストレートに見れば悲劇的なお話のはずなのに、暖かい気持ちになれた。人生は理不尽で、死は不可避だけど、人々は優しくて、道は前に常にきっと開けている。
ところで、タイトルロールの一番最初を見てあまりのことにびっくりしてパンフレットを買ってしまった(まだ開いてない)。
ED後おまけ有。
シューケット食べたーい
かわいい映像にずーっとほれぼれ。
どこをきりとっても絵になるカラフルな感じがすごーくこのみ、でした。
キャラクターもぶっ飛んでて好き。とくにおばさんズ。お洋服のシンクロ度とか、チェリーの酒漬けを酒として食べまくってよっぱらうなんてねぇ。
マダムプルーストのお家での、
部屋の中で野菜作りってのも、荒唐無稽なんだけど、こんな空間に住んでも楽しいかもと思えてねぇ。あれはなんだろか。フローリングから土って!
この映画のディテールはもろ好みでした。
ミュージカル風味もカエル楽団もいい!
フランスのミュージカルシーンは馬鹿らしさと可愛さのバランスが好みだわー。
ストーリーは、オチが若干拍子抜けかなぁ。
殴られてると思いきや、プロレスラーとしての練習だったから両親はラブラブやったってことでしょ?
あれー?それで解決なの?ってなった。
ほいでピアノの下敷きて…
おばちゃんがたの連弾中てか…
アホな…
ま、ラストのまとめはともかく、楽しかったです。
マダムプルーストが木を切ることにあんなに抵抗した意味もよくわからなかったな。
病気だからって切り捨てるのかって、自分を重ねたってことかなぁ。
シューケット食べてみたいです。
bitter で sweet
数々の傑作を連発している(らしい)仏 animation 監督 Sylvain Chomet、実写初長編。
幼き頃に目の前で両親を亡くし やがて pianist に成長した主人公は、その心の深傷の所為で ずっと話す事が出来ない。
そして、ひょんな事から同じ apartments に住む Mme Proust が御馳走してくれた“不思議な”herbal tea(笑)を飲んで、その闇に埋められた重い思い出を紐解こうとする。
Sylvain Chomet 監督が映し出す映像は出自を主張すべく滑稽で親しみ易い。個性 溢れる登場人物やらカエル楽団やら花やら木やら madeleine やら。
また、色彩の淡さが御伽噺感を演出する。
しかも そんな中、物語の端々に伏線を混ぜ込みながら人生の厳しさ/美しさを謳う。
全編を把握した その後で再び伏線を味わうのも乙な、bitter さが美味しい sweet な映画である。
誰かにオススメしやすい映画
マドレーヌが食べたくなり、ウクレレを弾きたくなる映画でした。
細かい説明をほぼされずに進んでいくので、細かい所を気にしない方なら楽しめると思います。
例えば、あの紅茶は結局なんだよ、とか、木とおばさんの関係とか、両親が急に仲良くなることの分かりづらさとか、もっとどういう事?っていう事が多多あったのですが忘れました。
かわいい、おしゃれな雰囲気抜群のフランス映画っぽいフランス映画ですがお話は結構面白いです。(ウェ○・アンダーソンより全然面白いです)
完全にあのお茶はドラッグだと思うのですが違うのかな?(主人公トんじゃうし)
一番好きなシーンは公園で中国人の女の子が手を握ってくるのに主人公が逃げるシーンですね。
恋愛要素がない主人公にああいうシーンがくるとちょっと嬉しくなる。
主人公役のギョーム・グイもイライジャ・ウッドぽくてだんだん好きになってきます。
「ベルヴィル・ランデブー」の監督の作品という事で、もっとアニメーションぽいのかな?と思いましたが、ちゃんと映画でした!
「見る人みんながハッピーになれる」ってキャッチコピーが最近多い気がしますが、色んな人にオススメしやすい映画だと思います。
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