「食人映画の難しさ」グリーン・インフェルノ 隊長62さんの映画レビュー(感想・評価)
食人映画の難しさ
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過去の超有名映画「食人族」に代表される≪人食い族≫作品も、
近年ではほとんど制作されていないはずだ。
未開の地が少なくなり、現実性に乏しい、モラルの問題、そもそもヒットしないのでは?などさまざま理由があるのだろうが、
そんな中でのこの作品。
正直この手の作品はホラー好きな私でも苦手で、
積極的に観るタイプではないのだが「こんな機会ないから劇場で見よう!」と一念発起して鑑賞した。
映像の迫力はすごい。馬鹿な学生たちが問答無用に窮地に立たされるのは圧巻で、目玉の食人(解体)シーンも興奮が抑えられなかった。
ただ、やはりこの映画の肝は食人であり、そのシーンが過ぎてしまえば後はインパクトに欠ける映像に感じてしまう。
途中生きたまま噛り付かれる場面も出てくるが、前の解体シーンに比べれば一段劣る。
どう興奮を持続させ、更なる高まりへとつなげていくのか、
このジャンルが今後どう発展していくのかとても興味深い。
イーライ・ロス監督のやる気もあるようなので期待したい。
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