ゴーン・ガールのレビュー・感想・評価
全187件中、41~60件目を表示
真のサイコパスは
物語の前半後半で全然毛色が違います。
映画2本を一度に見せられた感じ。
どんどん妻殺しの疑惑が深かまっていくニック(ベンアフレック)。でも、どうやら彼は殺してなさそう。
そして、途中からニックの、最低浮気男ぶりが明らかになっていき、全く同情の余地なしと思ってました。
中盤でエイミーが実は全部仕組んでました!ってなってもニックを一切かわいそうだなんて思えませんでした。
それどころか、エイミー頑張れとすら思った。
物語はエイミーの最低男への華麗な復讐劇のまま終わるのかなー??それにしてはまだ尺あるなー。
って思ってました。
そしたらさ、ラストのこのどんでん返しぶりは凄すぎた笑
真のサイコパスはエイミーでしたとさ。
っていうか、匿ってくれたデジーを殺しちゃうのね。
しかも、殺し方がエグい。
そして、デジーに助けを求めたのは予定外だったにもかかわらず、全ての事柄とうまく繋げてしまう頭の良さ。
怖すぎます。
もう、後半は前半と打って変わってニックに同情してました。
浮気は最低だし、ニックは自分勝手な男だと思いますが、デイジーに比べたら本当に可愛いもんだなと。
デイジーの美しさが余計に怖さを際立たせてます。
この夫婦に子供が産まれたら、その子の運命はどうなるのでしょう。不安でしかない。
というか、軽く絶望?
いやー。
久々の後味悪い、意地悪い作品。
パンチありました。
さすが、デビットフィンチャー。
余談ですが、結末知った後にゴーンガールのポスターの
セリフ読むとまじでウケます笑
※後でまとめる 人間の嫌な部分がすごくよく表現されてて でも見入っ...
※後でまとめる
人間の嫌な部分がすごくよく表現されてて
でも見入ってしまう怖さがある
妻エイミーはまさに女郎蜘蛛
美しいのに1度捕まったら破滅するまで話してもらえない
新型サイコ野郎
ゴーン=失踪の意味。
なぜ失踪したのかを追うと見えてくる、エイミーの恐ろしい本性。まあ、旦那の本性もまあまあクズのせいで、自業自得だ!とは言いたくなる。
テーマは「女は怖い」とか「結婚は怖い」とかいうより、「エイミーは怖い」だと思う(笑)
半端なく頭脳明晰で、実行力やら度胸やら、平気で人を殺せたりとか。。。なんでも思い通りにしたがるところ。レベル的にはナイトクローラーの主人公ぐらい気味が悪い。
弁護士が最後に言った「怒らせるなよ」のセリフ、端から見てると「ほんまそれ」って感じで笑ってしまった。
とにかく見ろ
ネタバレ無しでレビューを書くのを基本にしているが
この作品ばっかりは「とにかく見ろ」としか言えない
だってどう語っても魅力を伝えるのにはネタバレしないと
作品全体のクオリティがとんでもないのはもちろんだが
やはり脚本が図抜けている
元ネタになった事件を知っていただけに同じ展開かと思ったが
どんでん返しが始まった瞬間、作品が一気に面白くなった
それこそ劇的だ
すべての謎が溶け、嫁の復讐がどのようなものだったか、
そして物語の主題は「これからどうなるのか」
終盤のサイコパス嫁との対決はゾクゾクする
あまりに恐ろしい状況に主人公を本気で応援した
結婚生活の問題はどこの家庭にでもあるだろう
本作ではその問題が象徴的に、極端に描かれている
メディアの問題は共感するところが多い
それに左右される大衆もまさにそのままだ
ミステリーがその卓越した表現で哲学的作品に昇華している
「ヤンデレ」の恐ろしさを肌で感じる作品
こんな作品を今まで見ていなかったなんて本当にもったいないことをした
やはり、どんでん返しは1時間まで!
一連の騒動の黒幕は実は・・・、的なタイプの話ですが、その後の展開が二転三転してメチャクチャ楽しいです。
黒幕も最後まで上手くいくわけではなく、困難に遭遇しますが最後は・・・。
やはりどんでん返し系の前フリは最初の1時間でひとまずオチをつけてくれれば、飽きずに観ていられます。
「マグノリア」なんて3時間ですから、辛い辛い・・・。
「アヒルと鴨のコインロッカー」や「ビューティフルマインド」も1時間くらいでひっくり返りますし、面白いので、自分にとってはこれが基準みたいです。
女の怖さ
以前機内上映にて。
聞こえは悪いが、世の女性の中には共感しある種爽快に見れる方も居るのではないだろうか…男性心理的には恐怖しかないが。
目的の為に男を振り回し利用する女のしたたかさ、女のドロっとした執着や欲望なんかも強調されていて上手いなと思ったら原作者も女性で納得。まさかの展開からさらに転じるプロットの巧さは秀逸。ラストを見てからの冒頭の意味には絶句。面白かった。
ふと友人嫁の友人に対しての「私はお前じゃなくても選べたんだからもっとありがたがれ!」という言葉を思い出し震えました笑
偽装の夫婦
とにかくエイミーの狂気じみたやり口が気味が悪く、とはいえ映画として全く飽きが来ない出来の良さ。
夫婦生活とはなんたるぞや。
次から次に表と裏がひっくり返って、結末がどうなるのか予想がつかなかったところ、妻の狡猾さに完全にやられてしまった。
途中までは妻は失踪したのか、それとも夫が殺したのか、果たして真実はどうなんだ?と、映画の鑑賞者に推理を働かせる巧みな演出。
メディアの使い方も見事だった。
本当に心の底から恐ろしい。現実にこんな女がいるのだろうか、と邪推させる。
ニックの妹がとにかく気の毒。兄妹は最後まで信頼関係で結ばれつつも、この2人には決して幸せな結末は訪れない。後味は悪いが、デビット・フィンチャーさすがと思わせる内容。サスペンス好きにはオススメしたい。
じっとりと怖い
私は犯人が誰か知ったうえで観てしまったのだけど、知ってても面白かった。
前半と後半の温度差がすごい。
全く違うカラーに見えた。
観ているときより、観終わったあとに怖さを感じた。ラストのエイミーの表情と音楽によって恐怖がまとわりつく感じで、その後も引きずってしまった。
何と言っても、主演女優さんの演技が素晴らしい。
素朴な表情と妖美な表情と、全く違う印象を表現していた。殺した後なのに病院でのあの表情。本当に怖い。笑っているのに、怖い。そしてラストの表情、、、。すごく記憶に残る演技だった。
ストーリーがその後のその後まで描かれていて、そこが良かった。見つかって終わり。となりそうなものを、まだまだ続く策略にまた恐怖したし、この2人はどうなっていくんだと想像を掻き立てられて良かったと思う。
面白い。こんな関係はたまらんな~
サイコな妻と、かかった夫。
計算された夫の死刑へのカウントダウン。
見事だ。見る者も皆騙された。
しかし、思わぬところからその綻びが広がる。
男の哀れなセンチメンタルさえ逆手に取り、女の手段として利用される。
ここまで人間は執拗に自我を追求できるのだろうか。
全ての男どもは、この映画で震え上がるだろう。
騙された哀れな3人(男)に誰もが共感するシーンがあっただろ。
女たちは哀れを装い、男を笑い、そして踏みにじる。
生きる肉塊となり果てる男の無様を笑うがいい。
こんな人がほんとにいたら..
はじめは良き妻の視点で見ていたので
旦那最低だなー、こんなにいい妻なのに
という思いでみましたが、
真実がわかってくるうちに
早くこの女捕まってくれ!!
と、ハラハラしました。
結論的には腑に落ちませんが、
内容は面白いと思いました。
結婚5年目の記念日に突然失踪した妻。 大量の血痕… 妻の焼け残った...
結婚5年目の記念日に突然失踪した妻。
大量の血痕…
妻の焼け残った日記…
生命保険額の増額や借金問題
結婚記念日恒例の謎解き
夫が疑われ、マスコミの餌食になる
夫は妻を探す。
メディアで妻に呼び掛ける。
冷えた結婚生活の実体と妻の異常な行動が明らかに。
結局、妻は夫のもとに戻るが
それは偽りの夫婦。
恐怖の日々の始まりである…
女は怖いですね〜
クソための中のクソを触らされる
タイトル通り
怖いも何も嫁が人を殺してる時点で何一つ正しくもない
見てるうちに混乱してくる、とかいう人がいるけど
結局してはいけないことをしてるのは嫁側なだけ
旦那も問題有るがそこまで無茶苦茶な罪は犯してないと思うが・・・
長尺だったけどこれもっと短くできた気がする
シナリオにも穴が見えるし
背筋ぞぞぞ
「ゴーンガール」かなりのサイコパスだね。
こーわーい。完璧に計画してもどこかでボロが出たりもするだろうに。
例えばモーテルでお金取られた後、通報されていたらエイミーの立場が危うくなるのだが、あくまでもタチの悪いエイミーをバックアップしているストーリーなんだ。見終わってからしばらくは見れないタイプの映画だ。
鑑賞記録4
観た後の不快感が凄い。
スッキリとした結末じゃないからこそ味わえる感情。嫌いじゃない。
結局は町中の人も、旦那もエイミーに支配されてる。
エイミーの想像を超えてきたのが、お金を奪ったカップルなのかな?いや…でもエイミーが金ちらつかせたのが悪いのか?!
まぁ浮気された女の考える事は尋常じゃないわ。復讐するって思考回路私には無いわー。
頬に汗のベン・アフレック
前半はシリアスな雰囲気で、デビット・フィンチャー的な結末が怖そうなサスペンスで楽しめた。後半はちょっと予想外な展開で、スケールがアメリカンな鬼嫁に翻弄されるベン・アフレックに、ちょっとだけ笑えてしまった。
すばらしい
彼女の頭の中を見てみたい…
そう思ったことは誰もあると思います。
妻の行動、心理の変化、
とくに、ベンアフレックの会見をTVで見ていたときの表情の変化、そしてその後の行動の凄まじさがすごい。
頭の回転の良さ、知的な感じがよく出ていた。
ベンアフレックは抜けたところがあって、
翻弄される感じ、
そしてそれに抗う姿がよかった。
帰って来た妻への第一声、
これからの地獄のような日々、
想像するだけで恐ろしい。
映像は終始デビッドフィンチャーの冷たくクールな印象。
オープニングは1秒に満たない短いカットで
次々に明け方の街の風景が写される、
ここ、最高。
そしてそのカットの最後に、たたずむベンアフレック。
すごくいい。
全187件中、41~60件目を表示