「流石のフィンチャー監督」ゴーン・ガール 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
流石のフィンチャー監督
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監督のデビッドフィンチャーの映画は信用している。もうマスターピースと言える作品を何本も撮っているし。
しかし観客にショックを与えたい!という欲求を強く持っている人だというのを忘れていた。ゴーン・ガールは改めてそれを感じる映画だった。
中盤で妻エイミーの思惑が明らかにされていくが、それだけではもちろん終わらず、更にツイストを効かせながらラストに向かっていく。
演技面は、ややボンヤリキャラの旦那のベン・アフレックよりも、やはりエイミー役のロザムンド・パイクが凄い。
髪を撫でられこちらを見る妻のショットがオープニングとエンディングに映るのだが、全く違って見えることでこの映画の凄さがわかる演出!
自分は未婚なので、実際に倦怠期に突入している夫婦はこの映画をどのように観たのかがたいへん気になりました。
140分越えでヘヴィーな内容ですが全く退屈させない演出構成力も見事です。
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