チョコレートドーナツのレビュー・感想・評価
全342件中、261~280件目を表示
泣けた・・。涙の波に浸る・・。
予想以上に泣きました。
涙をこらえることができないくらい・・心にずっしりくる。
マルコが知的障害であるためか?
マルコの母が薬物依存で育児放棄しているからか?
ゲイだからってマルコをひきとれないからか・・?
全編を通して泣ける。涙が波のように押し寄せてくる。
音楽もとてもいい。映像にマッチしていて世界観が出ていた。
ラストは衝撃的で・・・言葉を失った。鳥肌も立った・・。
障害をテーマにした作品は今まで何作か観てきたが・・
今回も考えさせられた。マルコが望む「ハッピーエンド」なストーリーではなかっただけに・・・このワードが皮肉にさえ捉えられた。
劇場で見逃していたので、DVDリリースが本当に嬉しかった。
皆さんにもみて心に沁みる何かを感じて欲しい作品です。
おススメできます(*^^)vぜひ。
社会からはじかれた人達の愛情ストーリー
私にはマルコと同じダウンの兄がいるので、マルコの視点から映画がみれた。
結局はラストは残酷だったけど、リアルだった。みんないい映画とは思っても、現実のダウンの子に送る視線は冷たいし。
これまでどこかで愛情をもらいそびれちゃった人の方が、愛情深くいれるのかも。
映画は始めから終わりまで涙がぼろぼろ。ラストの手紙での締めくくりも、わざわざ記事の切り取りをおくりつけるところも、とてもすっとした。
忘れられない映画
哀しい最後
じわじわと愛情を感じられる温かい映画でした。てっきりハッピーエンドになるんだと安心しきって見てたら、最後があの結末。哀しすぎるよー
主人公は空虚な気持ちを抱えたまま生きていくんだろうなぁ。
期待外れ
口コミが良かったので、わざわざ遠くの映画館まで見に行きました。
悪くはないです。けど、期待値には届きませんでした。いきなり法曹のポールがゲイバーで働くルディに惹かれ、2,3日後にはダウン症のマルコ共々自宅で面倒を見る展開がまず急すぎて感情移入できないです。
そしてこれは実話と言われていますが、ゲイの方が近隣の障害を持つ子供の面倒を見ていた、という部分だけが実話であり、監護権に関する裁判やラストの悲劇的な結末は全部創作だそうです。
そう思うと作りの甘いストーリーとしか見えません。ゲイバーで働いてすぐに感情的になる赤の他人と、付き合いの浅いゲイのカップルに子供を任せないという判断は、差別か良識かと言うのは意見が別れると思います。
そして、どんなにひどく扱われても、子供は母親を求めるもの。求めても与えられない葛藤や悲しみがあっていいのに、ラスト付近で簡単にマルコがルディとポールになついて母親を拒むような言動をするのも、リアリティに欠けるのでは?と思いました。
考えさせられる映画
これは、差別と偏見に対し、問題提起した社会派ドラマである。センチメンタルなヒューマンドラマを期待して見に行くと、ズレを感じるかも知れない。
実話に基づく映画であるからか、初めに“事実ありき”で作られている。(ゲイのカップルが障害のある子供を引き取ろうとしたが、社会は認めなかった、という)
裁判シーンに重きがおかれ、主人公ふたりの心の機微や、マルコと心通わせた日々も、回想シーンのように流れ、リアル感が薄い。その辺りをもっと丁寧に描いていたら、もうワンランク上の映画になったであろう。
しかし、裁判シーンでのポールのセリフは胸を打ち、涙が止まらなかったし、最後のルディの歌う“I shall be release”は心に響いた。果たして今の私達が、偏見や差別無しに、誰もを受け入れられるのか?考えさせられる作品であった。
家族とは何か
優等生な映画( ˇωˇ )
子供の幸せ。
このタイトルからヒューマンドラマだと思って観に行くと、
実は法廷裁判劇がメインであったことに気付かされる。
実話を基に描かれた作品なので細部に遊びがないものの、
重い色合を前面に出さず軽やかに纏めているので観やすい。
「クレイマー、クレイマー」にあったように、子供の幸せとは
果たしてどんな両親の元で育つことなのかを考えさせられる。
差別眼著しい社会の中、他人の子供を引き取ることの難しさ、
どんな虐待をしようが親元へ返されてしまうという愚行循環。
実親の法的権利が子供の人権を奪う矛盾に胸が苦しくなる。
A・カミング渾身の熱唱。D・ホフマンに匹敵する演技と鼻筋。
人は、何時進歩するのか…
この世界中で誰も彼を求めていないから…
演技アプローチからの音楽表現に魅了
とても良い映画でした。70年代まだゲイが偏見の目でみられていた時代の話、ゲイ二人と育児放棄されたダウン症の男の子との交流を通じ描かれる感動作。
アラン・カミングがルディ役を熱演している彼が醸し出す雰囲気はセクシー であり力強い、作中常に圧倒的な存在感、キャバレーでボブディランの曲を歌うシーンがあるのですが
CDでは味わえないショーならではの音楽表現を見事やりとげ魅了された。
個人的には彼自身の歌唱力はけして高レベルでは無いと思うのですが演技力で視覚的に音楽に引き込ませている、たまに歌手がこれを真似しようとする人がいるけど下手な演技じゃ逆効果、元々アプローチの仕方が違う。
少し脱線しましたがとても気に入った映画でした機会があれば是非見てください。
いい映画でしたが…
素晴らしい歌声の理由
ルディは苦しんだからこそ他人に優しくなって、優しさ故にまた傷つく。
でもだからこそ人を感動させる歌が歌える。
そういう生き方は苦しいけど、凄いと思う。
苦しんだ分、他人の苦しみが解る。
僕が他人の為に闘うにはあとどれくらい苦しむ必要があるのか、まだ想像も出来ないけれど、僕もルディみたく真っ直ぐに生きよう。
そんな気分にさせてくれる。
明日からまたいつもの生活に戻るけれど、いつか苦しい時に時にはルディを思い出せれば良いなと思った。
凄いCGも、世界的名優も居ないけど、人に勇気を与えてくれる。
久しぶりに本物の映画を観たって感じがした。
全342件中、261~280件目を表示