チョコレートドーナツのレビュー・感想・評価
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恋人同士キスしてもsexしてもいいじゃない! って思うけどそれが男...
恋人同士キスしてもsexしてもいいじゃない!
って思うけどそれが男同士だととたんにダメになる
今でこそ寛容になってきている世の中で40年前の世界はとても厳しく見えました。
異常だと一言で片付けて耳を貸さない。
もちろん今だってLGBTへの差別は全くなくなっていないしこういうことが起こっても何ら不思議じゃない
でもこの映画を見た人なら誰が誰と恋に落ちてもその愛はどれも等しく美しくて、誰もが人に愛を伝えられるんだって思うはず。
美しい映画でした。
製作面から言うとホントに音楽が素晴らしい!
カメラも手持ちのシーンが多くてこの映画にぴったりはまりました
シーンのフラッシュバックも深く考えさせてくれる重要なファクターです!
脚本製作両面素晴らしい傑作です!
苦しい
育児放棄、その末
暖かくて優しくて、切ないなぁ
素敵だと思ったのは、僕が男子校出身だから、だけじゃないはず。
東京都渋谷区で同性のカップルが夫婦として認められるという動きがあったということは記憶に新しい。芸能界にしろ映画にしろ音楽にしろホモやレズについて肯定的に好意的に(好奇的に)表現されているものもよく目にする。
だがこれは世間が彼らに対する差別の色眼鏡を外したと言うことには決してならない。僕自身、もし自分の身近な人が同性愛者であった時変わらず接していられるかと問われると返答に窮するだろう。18年間一般人として生きてきた僕は、どこかで、彼らを(彼女らを)異常だと判断してしまっているのかもしれない。
しかし本作で描かれるのはその同性愛者たちによる、どう見ても美しい真実の愛と絆、そして醜くて惨めな僕らの常識である。
劇中、胸を打たれたシーンがいくつもあった。
まず、ルディが「ドーナツは体に良くない」という場面である。一瞬、本物の母親は彼なのではないかと錯覚するほどに彼の子供(しかし赤の他人だ!)に対する無意識の愛を感じた。
マルコの監護権を審理する裁判で証言した調査員にも震えた。初めは明らかにゲイカップルに対して懐疑的であった彼女が、法廷でははっきりと素晴らしい両親だと断言する。僕は思わず拍手してしまった(涙を流しながら)。
そして最後。ルディが歌いあげる歌詞は僕にとって救いとなった。any day now. . .そう、もうすぐだ、本当の意味での理解まで、もうすぐそこまできているはず、と思えた。何の罪もない男の子の命を奪ったのは、世間の常識と偏見であると最後には皆んな気づいたはず(もう遅かったのだけれど)。
それでも僕は本当の意味での同性愛理解はできなかった。男性同士のキスにはぎょっとして、抱き合うシーンは目を背けてしまったほどだ。ただ、本当に楽しそうと思ったし、彼らの生活は一般的な恋愛と変わらない、とても魅力的なものだった。
しかし理解しようと努力したことは無駄だっただろうか。そもそも躍起になって彼らを理解しようとしたのはなぜだろう。その時点で僕は彼らの人間性に惹かれてるのかもしれない。ただいちゃついてるだけなにに、周囲の人間たちはどうして彼らを認めないのか。いや、本当の意味での理解なんて彼ら二人ができていればいいじゃないか。そんなことも考えさせられた。
ここまで絶賛しておいて星5に達させなかったのはなぜかと思うかもしれない。
それは僕もマルコと同じく、どんな物語にでもハッピーエンドを求めてしまう、チョコドーナツ好き男子だからである。
実話ベースだと知って
泣けました
最初から話に引き込まれてあっという間に見終わってしまいました。
母親がどんな育て方していようとこれまで介入することなかったまわりの役人たちが、ゲイカップルが育てているってだけで過剰に反応して親として相応しくないから施設に入れろという…検事局時代のボスがなぜあそこまで目の敵にするのか…差別の根強さを感じました。
ラストに衝撃を受けました
いろんな愛
せつねぇ~(T^T)
同性愛の二人とダウン症の男の子の映画
悲しい映画。
途中の歌になんとも言えない良さがある。
ここから下は余談。
どちらも偏見にさらされる事の多い障害です。
先日、世界一受けたい授業で東大のジェンダー論に詳しい講師の方がおっしゃっていました。カミングアウトされた時、"そんなこと気にしないよ。大丈夫。これからも仲良くしよう!"という方が多いと言っていました。
この返答はあまり良くないらしく、"そうなんだ。その症状についてよくは知らないけど、これから勉強するよ。だから心配しないで。"と言った方が良いらしいです。
気持ちは同じでも後者の方が相手に歩み寄っている表現だと。そう仰っていました。
私個人としては、一つの意見として心に留めておくといいかなと思っています。
もぅ二度と見たくない
目が腫れるぐらい涙
差別、正義、利己。最も偏見が厳しい時代にもがき埋もれていった実在の物語
私にはまだ1歳に満たない娘がいます。
見ているだけで涙が出そうなほど愛おしい存在です。
同じようにお子さんがいる方には同じ感情を抱いてもらえるのではないかと思います。
親御さんだけでなく是非多くの人に見てほしい作品でしたが、見終わった後底知れぬ悲しみと、行き場のない怒りが沸々と湧きあがってきました。
人間が作った法律によって苦しむなんの罪もない子供や、偏見や差別に傷つけられ社会の隅に追いやられる同性愛者などの障害を抱えた人々、捻じ曲がった正義を振りかざし弱者を陥れる間違った常識や思想を改めて見つめなおす機会を与えてくれたような気がします。
どれだけの人が歯を食いしばり、ただ幸せに生きていくという簡単なことを、法律や差別で妨げられ、悩み苦しみ報われないまま時代に飲まれてしまったのだろう。
深く考えさせられ、問題提起として素晴らしくよくできた映画ではあったものの、悲しみが深く決して心地いい物語ではないので、いい映画と表現していいのか悩みます。
思い返すほどに悲しみが込み上げてくる作品です。
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