チョコレートドーナツのレビュー・感想・評価
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マイノリティについて考える
身近にこういうケースがなかったので
良くわからなかったんだけど
渋谷区でお祭りのようになっていた光景が
やっと理解出来たような?
マイノリティの立場の人間には社会の大きな理解が必要なんだな…
なんの罪でもないのだから
ルディのように男性として生まれてきても
当然な母性を持っている人がいる
マルコは2人にとって天使だった…
なのに無理解な社会的立場の人間によって
孤独の中冷たくなってしまった衝撃に号泣してしまった
ひとりで観てよかった。
哀しいラスト。
場内のあちこちからすすり泣き。
私は泣かなかった。
切なくもならなかった。
あぁやはり、が近いかな。
二人の関係が素敵。
優しさと愛情に溢れてる。
ルディの可愛らしさ。
見た目は無精髭生の中年のおっさんなのに。
人を美しく見せるのは何なのだろうか。
表情なのかな。
パートナーの彼も真の男らしかった。
障害者で赤の他人の子供にあそこまで深く豊かな愛を寄せられるものなのだろうか。昨夜のバリバラに続き考えさせられた、(関西大学で出生前検査についてダウン症の男の子が司会者となっ討論するという、凄い内容だった。)マイノリティ同士のシンパシーというのもあったのだろうか。
感動しきれなかったのはマルコにあまりクローズアップしてなかったために感情移入しきれなかったせいか。
マルコはなぜ女の子の人形がお気に入りだったのだろう。
母親が息子の前で性行為をしようとしなかったのが印象的だった。
麻薬と男に溺れる母親でも大好きなのが切ない。
親と子って?
血の繋がりって?
障害者の存在の是非。
(何が幸せは本人が判断するもの。他人に決めて欲しくない、とある重度障害者が言ってたのを思い出した。)
マルコが探してたのは二人と暮らした家?
愛の形は様々だ
この映画のを観て愛の形は様々だと感じた。そしてその愛を誰も取り上げる権利はないはずだ。この映画を観ている間、温かさ・楽しさ・悲しさ・怒り・悔しさいろんな気持ちにさせられた。現在でも同性愛者への差別や偏見はなくならない。でも自分はどうだろう無意識に偏見の目とかで見てないだろか?と反省もできた映画だった。
最後のポールがみんなに宛てた手紙の内容がまた辛い。色んな記事の中の小さな記事、誰も目に止まらないような小さな小さな記事にマルコの死が書かれている。誰も気にも留めない1人の人生を、本当の家族を超えた愛のある家族をどうして壊すのだろうと悲しさとやりきれない思いでいっぱいになりました。
でも、マルコやルディ、ポールにとってかけがえのない時間で本当の家族だったと思う。ルディの歌声にはとても感動した。声に気持ちをぶつけてて心打たれました。
マルコの笑顔を見てください。
マルコの愛らしい、キュートな笑顔を見るだけで、暖かい、幸せな気持ちになれます。
ルディの歌声も素敵です。
最後は悲しい結末がありますが、
途中までは、温かくて、幸せで…
差別の問題は、重く受け止めるべき問題です。でも、実話を基にして作られた作品なので、本当に最後の結末のようになってしまったかは、分からない。なりうるけれど、信じたくない。現実は甘くないと、分かっているけど、きっと、違うと私は信じたい。
あまりにも、悲し過ぎるので…
考えさせられる作品です。
社会について考えさせられる映画でした。
実際にあったお話だと知り、さらに悲しくなりました。
そして、俳優さん達の演技も素晴らしかったです。歌にも心が揺さぶられるものがありました。
この作品を多くの人が見て、こういった家族、愛の形があったんだということを知って欲しいなと思いました。
愛とは不自由なものなのか
同性愛の何がいけないのか。確かにエイズなどの問題はあるが男は女としか愛を育んではいけないのか、愛は自由であるべきではないのか。人間のあらゆる自由が実現されている中未だに同性愛には偏見の目をもつ世間。
同性愛の親を持つことが子に悪影響を与える。これはまさになんの根拠もない見方である。
日本であれば渋谷区は素晴らしいと思う。自分は同性愛者ではないがこのような動きには賛同する。愛は自由で何からも縛られる物ではない。
WOWOWで観て良かったので
ちょっと良かったので、レビューを残しておこうと思います。
WOWOWで放送されるまで本作のことは全く知りませんでした。
本作は実話がベースのようですが、よく有りがちな情に訴えたり、同情してもらおうとか、泣かせようとか言うスタンスの映画とは違い、観る者にマイノリティに対する偏見、差別、そして愛とは何かを淡々と問うています。
このハッピーエンドではない話を観た人は考えることでしょう。どうすれば良かったのか ?と…。
劇中歌の使い方も良くて、歌詞にも大切なメッセージが含まれています。
本作を評価する人も、また評価しない人も、観た人ならばきっと偏見や差別について色々な視点や角度から考えたのではないでしょうか?
人それぞれ感じ方や賛否は違えど、《考えさせた》と言うのが本作の素晴らしいところだと私は思います。
正義などない。それでも闘うんだ。
ゲイのカップルがなりゆきで引き取ることとなったダウン症の子どもマルコ。3人は本当の家族以上の家庭を築くが…
まだ今ほどゲイに対する寛容さがなかった時代のアメリカの話。秩序とはある一定の尺度でしかなく、それでないことがいけないこととは言えないのに…
たとえ他人から見たら歪でも当人たちは幸せを感じることができるのにそれを他人が理解し容認することはなんて難しいんだろう。
社会的にマイノリティな人は辛い経験をいっぱいしてるからこそ、多くの人が普通過ぎて気付かない些細な幸せを渇望するし、大切に思うんだろうなと。
切ないし泣けるし考えさせられる映画。
いろいろ考えさせる映画
1970年代は今よりも差別が酷くその時代を生きたゲイカップルとダウン症の子との関係がうまく描けていたと思います。ゲイカップルは過去に辛い体験をしているだけに心が綺麗ですよね。ほんとそういう人達の差別はいけないなと思いました。もちろんダウン症の子も過去にいろいろな事があり辛いことも沢山あったと思います。
実話ということもあって最後はなんとなく切なくなるような終わり方で心に残る映画でした。
自分の中の偏見
ハッピーエンドだとばかり思っていたので、エンディングは衝撃的だった。
3人でのシーンを思い起こすと涙が溢れる。偏見を憎む気持ちでいっぱいになるが、同時にそんな偏見をどこかに持っていた自分にも気づかされ愕然とする。悪意なく、そして自覚なく偏見を持つことが一番恐ろしいのかもしれない。
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