チョコレートドーナツのレビュー・感想・評価
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現在でもあまり変わらない
映画館で公開中に観ました。
Cummingの視線は女性そのもの。
正直私は誰にも感情移入出来ませんでした。同性愛だろうと障害者だろうと、迷惑かけずに幸せな家庭を築いているのだから、わざわざ壊そうと干渉してくること自体が理解出来ません。どうして他人の幸せを邪魔しようとするのか、自分の価値観を押し付けて他人を評価するのか。生きにくい世の中が描かれていました。
理解できない相手を理解しようとする努力
辛すぎた。。。
救いようのないエンディング。誰も幸せになれない。
結末知ってたら観なかっただろうな。
この映画が2014年に作られたっていうのが印象的。こんな差別があったんだよ酷いよね、で終わらせちゃいけないよっていうメッセージを感じた。こういう時代があったことを知っておかないといけない。「世の中の大勢と違う」ということが、その人を差別する正当な理由になった時代。数十年の間に世の中はずいぶんいい方向に変わったんだということも。ルディとポールとマルコが今の時代に生きていたら、どれだけ伸び伸びと人生を謳歌できただろう。誰か彼らを今の時代に連れてきてよって思う。
悪役として描かれた2人の判事、マルコの公選弁護人、ポールの上司。権力を持っている人間こそ柔軟でなければならないのに、現実はそうはいかない。鑑賞中は本当に胸糞悪かったけど、自分は絶対にああじゃないって言い切れるかどうか本気で考えると、自信が持てない。もし自分がこの時代に生きていて、ゲイじゃなかったら、それでもちゃんと公平な思考回路を持てただろうか。
当時の世の中において「ゲイ」ってどんな存在だったんだろう。
理解できない存在?道理に反する存在?異常な存在?
そのどれであったとしても、あそこまで激しく嫌悪して人格否定する理由にはならないと思うんだけど。どういう思考回路だろう。
例えば今、私が裁判官の仕事をやっているとする。
そこに“明らかに周りと違う” 二人の人間が現れて、この映画と同じことが起こったら、私はどういう風に感じるんだろう。
極端に言えば、シューシューって青い煙を吐き出しながら逆立ちして歩く人間だったら?
あるいは去年まで火星に住んでいた、石を食べる人間だったら?
例えが悪くてよくわかんなくなったけどとにかく自分の常識が全部ひっくり返るほど見たこともない相手だったら?
驚く。固まる。あまりに理解しがたい状況だから警戒もするし、きっとものすごく慎重になる。でも、即座に全権利を否定するようなことはしちゃいけないって踏みとどまるだけの理性は持っていたいと思う。それって、想像以上にすごーーーーく難しいことなんだろうけど。長い物には巻かれた方が楽だし、たぶん今の私は往々にして巻かれてる。それ故きキープできてる平穏もある。日常生活ではそれでも構わないかもしれないけど、流されていることを自覚しておかないと、無意識に心ない差別をしてしまうのかも。
そんなこんなで、この映画を観て私が感じたのは、「世の中には本質的にクソな人間がいるから人生はうまくいかない」ということじゃなくて、「いったん根付いてしまった考え方や風習に逆行して生きるのは本当に難しいことなんだ」ということだった。悪役の人たちも根本的に嫌な奴なわけじゃないと思うんだ。逆行するという選択肢を持ち合わせていなかっただけ。
差別って今もいろいろ残っていると思う。国会で黒人は奴隷民族だとか言った議員もいたし(あの人嫌いじゃなかったのに幻滅)、女性にだけ離婚後100日間の再婚禁止の法律があるし(妊娠の可能性があるから?だったら男性にも責任があるんだから平等に禁止すればいい)。それでも今は世の中の人の多くが、型に嵌らなくてもいい、人と違ってもいい、という考えを持っている。多様性が許されている社会どんなに貴重かを思い知らされた。
しかし、辛すぎてきっともう二度と観ないよ。。。
愛の物語
性同一性、ダウン症について…
性同一性障害のゲイカップルがダウン症の子供を保護する物語です。
自分自身、それらに対して偏見を持っていました。しかし、映画を見終わって考え方が少し変わったかも。
実際に性同一性障害に関して、世間ではタブーとされていると思います。最近ではテレビなどの露出で理解が深まってきているけど…
でも、ゲイの人っていろんな事乗り越えてるからあんなに面白いんだよね。多分テレビで見てるのは強い心を持った人で、実際は多くの人が悔しい思いをしているんだろうなー。そんな彼らだからダウン症に対する理解も深くて、あんなに優しいんだろうね。
愛
エンドロールが流れ終わっても嗚咽と涙が止まらない、見終わってしばらくしても、思い出したら涙が出てくる。
「お話を聞かせて。ハッピーエンドね」
ハッピーエンドが大好きだった、マルコ。
ヤク中の母親に放置された、ダウン症で、ひとりぼっちのマルコ。
だけど幸せな時はにっこり笑って、
悲しい時は泣く、純粋な、純粋な男の子。
この映画を見れば誰もが、
マルコに恋をしてしまうと思う。
物語の主人公が自分だとすごく喜ぶ。
二人の前で一所懸命に歌う。
二人の"父親"の絵を描き、
ハロウィンは仮装をしてはしゃぎ、
海に行けば走って喜び、、、
あげたらキリがないほどの彼の表情、行動が
走馬灯のように蘇る。
切ない、とかじゃ伝えきれない、
美しくて、残酷で、はらわたが煮えくり返る映画です。
素敵な映画。
マルコが大好きだったハッピーエンドであってくれたら…
ハッピーエンドが好きだったマルコ
「正義なんてない」
マルコが幸せだった時間を返して欲しい。
幸せに暮らせる手段があったにも関わらず、力でねじ伏せられた。理由は両親がゲイカップルであるってだけで。
この作品が実話を元に作られてあるからこそ、こみ上げる感情がリアル。切ない怒りに駆られる。
There is no justice. That don't mean we stop fighting for what's right.
ルディのマルコへの愛情や執着が、どこから来るのだろうと最初は思ったけれど、彼自身がマイノリティで偏見や差別を受けているからこそ、同じくマイノリティであるマルコを放っておけなかったのだろうし、そこからマルコの笑顔や純粋さを見て、本当の愛情を育てたのだと思う。偏見や差別は、している側は、することが正しいと思っていることも多い。後半に弁護士が"There is no justice. That don't mean we stop fighting for what's right."と言った言葉が、全てだと思った。マイノリティへの差別をなくすべきだ、とただ言うのは容易い。けれど、している側にも信じるところがあって、それはそう簡単には変えられない。道義的に正しいのがどちらか、ということだけでは片付かないことばかりだ。それでも、戦うしかないんだ、ということなのだと思う。自分が信じたものを信じて、戦うしかないのだ。また観たくなるかも。
最近同性愛モノが多いなあ・・・
アラン・カミングはさすがの演技&歌唱力。
でも、肝心の3人の絆があっさり描かれていて
感情移入できるほどではなかった。
法廷部分をもっと短くすれば良かったのに・・・
マイノリティについて考える
ひとりで観てよかった。
哀しいラスト。
場内のあちこちからすすり泣き。
私は泣かなかった。
切なくもならなかった。
あぁやはり、が近いかな。
二人の関係が素敵。
優しさと愛情に溢れてる。
ルディの可愛らしさ。
見た目は無精髭生の中年のおっさんなのに。
人を美しく見せるのは何なのだろうか。
表情なのかな。
パートナーの彼も真の男らしかった。
障害者で赤の他人の子供にあそこまで深く豊かな愛を寄せられるものなのだろうか。昨夜のバリバラに続き考えさせられた、(関西大学で出生前検査についてダウン症の男の子が司会者となっ討論するという、凄い内容だった。)マイノリティ同士のシンパシーというのもあったのだろうか。
感動しきれなかったのはマルコにあまりクローズアップしてなかったために感情移入しきれなかったせいか。
マルコはなぜ女の子の人形がお気に入りだったのだろう。
母親が息子の前で性行為をしようとしなかったのが印象的だった。
麻薬と男に溺れる母親でも大好きなのが切ない。
親と子って?
血の繋がりって?
障害者の存在の是非。
(何が幸せは本人が判断するもの。他人に決めて欲しくない、とある重度障害者が言ってたのを思い出した。)
マルコが探してたのは二人と暮らした家?
愛の形は様々だ
この映画のを観て愛の形は様々だと感じた。そしてその愛を誰も取り上げる権利はないはずだ。この映画を観ている間、温かさ・楽しさ・悲しさ・怒り・悔しさいろんな気持ちにさせられた。現在でも同性愛者への差別や偏見はなくならない。でも自分はどうだろう無意識に偏見の目とかで見てないだろか?と反省もできた映画だった。
最後のポールがみんなに宛てた手紙の内容がまた辛い。色んな記事の中の小さな記事、誰も目に止まらないような小さな小さな記事にマルコの死が書かれている。誰も気にも留めない1人の人生を、本当の家族を超えた愛のある家族をどうして壊すのだろうと悲しさとやりきれない思いでいっぱいになりました。
でも、マルコやルディ、ポールにとってかけがえのない時間で本当の家族だったと思う。ルディの歌声にはとても感動した。声に気持ちをぶつけてて心打たれました。
マルコの笑顔を見てください。
マルコの愛らしい、キュートな笑顔を見るだけで、暖かい、幸せな気持ちになれます。
ルディの歌声も素敵です。
最後は悲しい結末がありますが、
途中までは、温かくて、幸せで…
差別の問題は、重く受け止めるべき問題です。でも、実話を基にして作られた作品なので、本当に最後の結末のようになってしまったかは、分からない。なりうるけれど、信じたくない。現実は甘くないと、分かっているけど、きっと、違うと私は信じたい。
あまりにも、悲し過ぎるので…
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