劇場公開日 2014年4月19日

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チョコレートドーナツのレビュー・感想・評価

全333件中、1~20件目を表示

4.0ルディの前向きな性格に勇気をもらえる

2024年10月10日
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悲しい

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かちかち映画速報

5.0素晴らしい

2024年8月15日
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素晴らしい。これは多くの人に見てほしい。こんな悲しい話がまさかの実話だったなんて衝撃的すぎるしやるせない。1970年代の話だけど、アメリカはともかく日本では未だに偏見が強いから、現代でも起こりうる話だと思う。
差別や偏見を無くすことは本当に難しい。完全に無くすことはできないかもしれないけど、みんなが少しずつ優しい気持ちで物事を見るようになったらいいなと思わされた。

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ケロケロケロッピ

4.0マルコかわいい。

2024年1月21日
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鑑賞方法:DVD/BD
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zoumyao

3.0人々が寛容でない時代の歪み

2024年1月1日
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プライア

4.0もう少し実話に寄せても良かったのでは

2023年11月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

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まるちゃん

5.0差別・偏見と闘う、真実の家族愛!

2023年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

初めて鑑賞し観終わった時は、しばらく動けずに感傷に浸るしかなかったことを覚えています。本当の家族とは本当の愛とは何なんだろう。ラストの結末には、胸が締め付けられる思い出いっぱいになりました。なぜ、こんなにも優しいく温かい人たちが幸せになれないのだろう…、なぜ幸せな家族になれないのだろう…。悔しさすら覚えてしまいます。

マルコの事なんかどうでもいい大人たちの、偏見と差別はいったい何なのだろうか。本当の親でない同性愛者ということだけで、なぜ裁判でそこまでする必要があるのだろうか。特にポールの上司の行動の意味が分からなかったです。

ルディが言いました。
「一人の人生の話だぞ、あんたらが気にも留めない人生だ!」

ポールも言いました。
「この世界中で誰も彼を求めていない、私たち以外は。私たちは彼が欲しいんです。彼を愛しているんです。」

言葉が深く響きます。ほんとです、なんでマルコの幸せを第一に考えてあげ無いのだろうか…。本当の母親の元に戻されるマルコは何度も言うんですよ!

「ここは、おうちでない。」
と。。。なのに、なぜ…。

本作は、このように胸に刺さる名言が本当に多かったと思います。1つ1つの言葉が深く全てに意味があります。ルディが歌う歌詞ですらも。

本当に心に残る映画でした。何度みても涙がこぼれます。ただ、本作を観て思ったのは、現代社会でも問題となっている子供への虐待から守ってあげれないのと一緒ですよね。結局、昔も今も変わっていないのかもしれないと、思わせてくれる映画でもありました。

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だいふく

5.0泣きそう

2023年7月5日
PCから投稿

同性愛系はお断りでしたが、これは掛け値なしに良いです。
監督の憤りと優しさが画面に充満しています。

ラストが切ない、という見方も正しいですが、むしろ、大好きだった二人を永遠に追い求め続ける幕切れ、と考えればとても幸せなヤツとも言えますね。というか、そうでも考えなければやってらんないでしょう。

邦題も原題とはまるで違いますが、すごくいいです。

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越後屋

4.5人に優しくなれる作品

2023年4月6日
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鑑賞方法:VOD
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いけい

5.0血はつながらなくとも

2023年3月5日
iPhoneアプリから投稿

切ない物語なのは、観る前から分かっていました。

基本、ハッピーエンドじゃないと映画見た後、へこむので
見るのを躊躇してましたが、★4超えてくる作品はなかなかないからどーしよーかと思って意を決して観ましたが

まず、マルコを二人が引き取ってから1年間のしあわせな日々の映像が流れた時点で号泣

あの、しあわせそうな笑顔が余計切なくさせます。
マルコは自分を蔑ろにしていた血のつながった母ではなく
血のつながりはないけれど、自分を本当に大切にしてくれたルディとポールのもとに帰りたかったんですね

周りが必死になってあの二人からマルコを引き裂こうとしてたのは、どんなに隠しても人間に備わってる恐れや不安からくる、異物を排除しようとする本能がそうさせてるのだと思いました。

自分達とは違うから、変なもので受け入れ難いものであるから、苦しんでもいいと思う。自分とは関係ないからと。
そんな残酷な考えは本当に嫌ではあるが、人間誰しも持ち合わせている本能だと思う。

だからこそ、人生を通して自分が弱い立場に立った時や、誰かに意地悪された時、また、自分が意地悪を誰かにしてしまった時、などいろんな経験を通して相手の気持ちになれるように、自分と違う人も受け入れられるように、学んでいくんだと思う。

法律事務所のボスや判事や弁護人たち、マルコを二人から引き裂いた人たちが、マルコやあの二人の境遇を少しでも 想像できていたら、もっと違った結果になったのかなとも思う。

あと、今の自分の生活がとてつもなく幸せに感じた。
心の底から幸せだと感じた。

それほど、この作品にはパワーがあった。

本当にいろんなことを考えることができた、素晴らしい作品だった。

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ジジ

5.0家族であることにパパママである必要なくない?

2023年1月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

子どもを育てたいただそれだけ。普通の子でもダウンの子でも、一緒に生活させてあげたい。
社会の価値観って何?

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jiemom

3.0生みの親より育ての親

2022年11月27日
PCから投稿

imdb7.4。
Rotten Tomatoes79%と76%。
日本の主要映画レビューサイト(Yahoo映画、映画com、Filmarks)はすべて4超えだった。

海外の評価もいいが、評点からみても日本ですごく受けたし、いかにも日本人受けそうな映画だった。
(大受けの結果、2020年日本にて、世界ではじめて舞台化された。──とのこと。)

じぶんは皮肉っぽいが逆ばりやあまのじゃくは言わない。

したがってチョコレートドーナツは悪くない映画だった──という前提で言うのだが、この映画の日本での勝因は①社会的弱者orマイノリティ②虐げられた無辜(むこ)の者③フランダースの犬最終回──のセット導入だった。

このセットは日本映画「湯を沸かすほどの熱い愛」でも使われ大受けした。
端的に言うと①弱者②正直者③露命の三点セット。

三つとも臭気材料なので演出ポイントは臭み取りになる。
が、湯を沸かすほどの熱い愛では臭み取りがされていなかった。
なぜなら日本人にはお涙演出に対する耐性があるから。

チョコレートドーナツが日本人にウケたのはとうぜんだった。

(個人的に、この映画は「湯を沸かすほどの熱い愛」や「彼らが本気で編むときは、」に、直截的な影響を与えている──と思っている。)

──

えてして肉親が親として最良なわけではない。
親としてふさわしい他人はいるし、まともな人間に育てられる以上に健全な未成年期はないだろう。

そんな“ふさわしい親”からマルコ少年を引き離したのが時代性や司法だった。
1979年当時カリフォルニアでは同性愛嫌悪が蔓延していた。
法律上ゲイカップルに親権が認められてもいなかった。

逆に言えば、映画の構造的な緊張はただそれのみだった。
マルコ少年がルディとポールのもとで暮らせることになれば、マルコ少年からチョコレートドーナツを取り上げることさえできたに違いない。

境遇が不憫だから、誰も止めはしなかったが、彼は太り気味なうえ虫歯だらけだった。まちがってもチョコレートドーナツなんか食べさせてはいけない子だった。ほんとうにマルコ少年を思いやるのであれば、泣きわめかれてもチョコレートドーナツの一日の個制限を教え聞かせるべきだった。

そもそもマルコ少年の健康状態を慮る(おもんぱかる)なら彼を蝕むチョコレートドーナツをタイトルとすることなどあり得なかっただろう。

つまり邦題は完全に叙情に振っていた。泣かす気まんまんだった。

ただ時代とともにLGBTの権利は進化している。
本作が一昔前に設定されているのは、狭量な世界を体現し、登場人物たちを憂き目に遭わせるためだ。
すなわち映画は強引に三点へ落とし込んで悲哀な状況をつくっていた。

だいたいマルコ少年が母をたずねて三千里の主人公名と同じなのはさいしょから日本市場を狙ってのことかもしれない。──とさえ思った。かなり精密・意図的に日本人の琴線を撃ってきた映画だった、と思う。

しかし日本人であろうとも、お涙臭気=“泣かそうとする気配値”に敏感に反応する人はいる。じぶんはそうだ。だからすきじゃない。

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津次郎

4.0忘れてはいけない

2022年8月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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上みちる

5.0とてもラストが切ない。 実話が基になっているとのことだが、世間の差...

2022年6月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

悲しい

とてもラストが切ない。
実話が基になっているとのことだが、世間の差別で純粋な愛情を守れない現実があった。
本人たちにとってはとても幸せなのに、周りにとっては異常なものは否定されてしまう。そしてその周囲の差別が、あるはずだった幸せを不幸に変えてしまう。そういう現実があることこそがおかしいのだけど。
ストーリーが切なすぎる分、隔てを超えた愛情がマルコへ注がれて描かれていているシーンは本当に心が温かくなった。
いろいろ人間にとって大切な気持ちを考えさせる映画だと思う。

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よっしー

4.5とても大切な作品

2022年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

LGBTにネグレクトにダウン症、そこに立ちはだかる大きな偏見の壁。その壁を必死に乗り越えようとした「家族」の物語。
主演の二人が無理なく恋人を演じており、これが思いの外心地良い距離感なんです。
「この人自覚ないけど私にぞっこんなの」この確信犯な笑顔は実にキュート。
シリアスな子供の行方の中、ちゃんと二人のラブストーリーがあのも良い。
だが想う気持ちだけでは幸せには届かず、それを阻むシステムや人々には観ていて深い憤りを感じます。
こんなに愛に溢れているのに、こんなにも苦しい。
最後は声が出るほど涙しました。
それと歌がまた狂おしいんですよ、切なすぎます。
正しさとは何か?が自分の中でずっと反芻してしまう、とても大切な作品です。

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白波

4.5幸せって簡単に手に入らないのか

2022年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

人が人を想う気持ちに違いってあるのでしょうか。
マルコのハッピーエンドは叶えてあげなければ得ることができなかったということに胸を締め付けられます。
自然体では得られなかったのかと。
せめて最後はドーナツの夢をみて眠れたかな、そうであって欲しいと。

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Toshiya

4.0なぜ裁判所はマルコの気持ちを最優先に考えなかったのだろうか?

2022年5月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

悲しい

知的

難しい

以前から観たかった映画だが、ようやく観ることができた。悲痛な話だった。何でも、育児放棄された知的障碍の子どもをゲイの男性が育てたという実の話を元に監督が脚本を書き上げたのだそうだ。現代なら、当時とは違う判決が出るだろうが、1970年代はまだまだ偏見が根強く残っていたのだろう。裁判所は、マルコが二人と暮らしたがっていることや、マルコが愛情深く育てられていることを認めながら、それでもなおゲイであることを理由に二人が養育者になることを認めなかった。その後のマルコを思うと、悲しくてならない。三人にはマイノリティであるがゆえの連帯感があったのかもしれない。弱者の権利を強者の論理で踏み躙ったとしかいえない。悔しいし、残念だ。

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瑞

5.0何が「正しい」事なのか……

2022年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

いまでこそ日本でも同性婚がポツポツと自治体で認められるようになってきたものの、まだまだ社会的な偏見や差別、理不尽な扱いが多いと感じている。「普通」とは何か、「正しい」とは何なのかを考えさせられる作品。ルディ・ドナテロを演じているアラン・カミングが、本当にチャーミング。劇中で流れる曲がこれまた絶妙。なかなかに切ないエンディングではあるが、自分の中では名作の一つに挙げられる作品。ぜひとも鑑賞していただきたい。

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syuntoki

4.5アラン・カミングは歌がうまい。

2022年5月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

アラン・カミングは歌がうまい。口パクの所を演じていたが、歌を歌う時は口パクではないと思う。
アメリカの正義を描きたいのでしょうね。大変に見応えのある良い映画だと思う。
『any day any day I shall be released』なんだ!もう一度見たいな

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マサシ

4.5奇跡を偏見で裁くんじゃない(怒)!

2022年3月21日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

泣ける

悲しい

怖い

ダウン症の14歳の少年。
シングルマザーと暮らしているけれど
その母親も自分が生きるのが精一杯、
薬と男に溺れて、子供は完全にネグレクト状態。
その様子を目の当たりにした、
自身もそれほど恵まれてないゲイの青年が見るに見兼ねて
手を差し伸べたところから始まる物語。

前半はゲイカップルが惹かれ合う過程がサクッと描かれて
そのカップルとダウン症の少年とのふれあいの様子が
丁寧に描写されているので、観ていてホッとするのだけど
中盤から後半にかけては、1970年代の話なので
まだまだLGBTQへの偏見が強くて
このカップルは子供にとって有害であるという決めつけのもと
当の子供の気持ちなどお構いなく、
ゲイカップルの粗を探して、何としても引き離そうとする
当時「常識人」とされていた裁判所の判事や弁護士達によって
幸せに暮らしていたささやかな家族が引き離されてしまう過程は
観ていて「怒り」しか湧かない!!

映画を観ながら私は思わず、ツイッターで呟いてしまった!
「独り者の私には、裁判をしてまで
一緒に暮らそうとしてくれる人がいることが、もう奇跡!
奇跡を偏見で裁くんじゃない!!」

月に8回程、映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては

映画館公開当時に観よう観ようと思いながら
どうも気楽な作品に逃げてしまって大反省の作品。
その後、日本でも東山紀之主演、宮本亜門演出で舞台化されて
注目度が上がりましたね。

出だしは主演のアラン・カミン演じるドラッグクイーンのルディが
あんまり美しくなくって、髭面で引いちゃったんですが
段々と子供への愛に目醒めてゆく過程は変に
女女(おんなおんな)していなくてナチュラルで好感が持てました。
そう、ルディは恋愛対象は男性だけど、普段は男性の姿で暮らしているので
いわゆる女性に生まれたかった人ではないのだろうな?と感じました。

こういうところ LGBTQの心の在り方の多様性も難しいですね。
はるな愛さんによると、自分でもはっきり決められないマインドの方も
いらっしゃるとか・・・。
そういうことを知る意味でも奥の深い映画でした。

ぜひ、観てほしいです!!

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星のナターシャnova

2.5同性愛に関する意識は変わりつつあっても、日本の法律は・・・

2022年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波
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いちりん