グランド・ブダペスト・ホテルのレビュー・感想・評価
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(キューブリック+三谷幸喜)÷2
アステロイドシティの予告編を見てフェスアンダーソンが気になりはじめました。今まで通らない映画の部類だったけど過去作の予告編をYouTubeで観て、一番観てみたかったのがこのグランド・ブダペスト・ホテル。どこのサブスクにもないのでアマプラで購入して鑑賞しました。
結果は大満足。とても楽しめました。このサイトの評価を見た限りあまり期待できなかった分、ハードルをしっかり超えてきてくれました。もしかしたら吹き替え版で観たのが良かったのかもしれない。この手のシュールコメディ洋画は字幕だと言い回しとかが細かく感じ取りにくくて笑いどころとか分かりにくいけど吹き替えならそんな問題なしで楽しめました。
カメラワーク、画角ほぼキューブリックやん。とずっと思いながら、そしてコメディ的要素は三谷幸喜とやり方がすごい似てたり、
本当は星4.0くらいなんだけどちゃんと楽しめたのに他が評価低いから「そんなことない!君は良くやってるよ!」
的感情で星0.5おまけです。
PS ヴォルデモートが主人公の映画
ウェスアンダーソン作品最初に観るならこの一本
監督作品の中で最も観る人を選ばない一本だと思います。
この作品は監督自身によって二つの制限が設定されています。
一つは画面サイズです。作品内の時代ごとにアスペクト比が違っていて、
物語の大半が正方形に近い画面になっています。これによってこの監督独特の美意識がどの作品よりもわかりやすいと感じました。
二つ目は「簡潔に物語る」を徹底していることです。
シュテファンツヴァイクという作家の言葉の影響と何かで見ましたが、初見時はテンポの早さに圧倒されました。
ムーンライズキングダムあたりもその傾向はあったように思いますが、より推し進められたような感じです。
簡潔に物語ることで、「なぜその人物がそのように行動するか」が非常にわかりやすく、かつテンポが早いことで次の展開から目が離せません。
以上二つの制限によって、エンターテイメントとして楽しみやすい上に、監督の個性もどの作品よりも伝わりやすいという、非常に素晴らしいバランスの作品です。
豪華
この映画はどこを見るかで評価が違う
淡々と熱くコミカル
映像の美しさを楽しむ
この“超”が付く豪華キャストはどういうことなのか?
絵画と現実の狭間にいる感じ
オシャレ
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