グランド・ブダペスト・ホテルのレビュー・感想・評価
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作品的な映画
ストーリーはかなり退屈でギリギリ見ていられるレベル。でも最後までそこそこ破綻はなく見終わったあとに怒りも感じない。
映像は独特のカラーで面白い。いつも室内に居る人物を正面から背景ごと撮る。単純なようで映像的個性がありGood.
この監督の作品はいつも大体同じテイスト。ストーリーは無いようで有るような感じ。演出的面白さで見せる。コアな映画ファンにしかオススメできない。
こういう作品はも少し短い方が見やすい。
It's a picturesque film that won some Oscars
The story was not as good as I thought but the background of that film is so magnificent and it really deserves the Oscars that it won in 2015. As we expect the content by its cover or theoretical poster , it's a very comedy story and sometimes cracks some black jokes or shows some hilarious actions that are totally different from that of the other suspense or action films . One thing that I really wanna make clear is the actual murderer who assassins the woman though . I don't know how we call this kind of ending , happy ending or unhappy ending ? Lol I wish I could stay overnight at the grand Budapest hotel one day , perhaps I could manage to make myself comfortable there even though the author said that fewer people book the hotel recently than in the past . Have fun !
眠くなる
美術面での美しさがはんぱない。
でもそのレトロな感じと、淡々と語る口調で毎回眠くなる。つまらないからではなくて、おとぎ話の中に本当に入ったような感覚が心地良いから。
時が経って眠くなくなれたらまた観る。
レイフの新たなる代表作となりそう・・・
私が好きだったのは、「クイズ・ショウ」の知的な学生。「イングリッシュ・ペイシェント」の不倫の愛に走る男。かっこよかったなぁ。「レッド・ドラゴン」や「ハリー・ポッター」シリーズのヴォルデモートはいただけない。演技力があるのはわかってるし、悪役もこなせることは役柄に幅があっていいかもしれないけど、そんな役やらなくてもって思っていた。かといって、ジェニファー・ロペスとラブコメなんか、バカっぽいよ。この映画のグスタヴはもう、レイフ以外無理じゃないかと思えるほど、はまっている。内容はかなり奇妙な話だけど、まぁ、ウェス・アンダーソンが監督だから仕方ないか。女たらしなのは玉にきずだけど、気品があって、しかも有能なコンシェルジュ役。他の誰かが演じたら、嫌味な感じになりそうだけど、レイフが演じるとそうはならない。ユーモアがあって、ゼロに対しては父親のようだし、正義感もあって、とっても魅力的。不思議な話なのになぜか引き込まれて1時間40分があっという間だった。おもしろかった。配役も超豪華で、主役を張れる人が何人も出ていて驚いた。
世界観が素敵でした。
紙芝居のような、人形劇のような、舞台のような。
個性的なキャラクター達が色彩豊かな世界の中でコミカルに描かれていて、それだけで心が軽くなるような心地よさでした。
大筋のストーリーというより個々の展開が面白く、悲劇も笑い飛ばせるような世界観そのものを楽しめた作品でした。
世界観が好き。
映画で観れば良かった、スクリーンで観る価値ありの世界観と見ごたえ。細部が愛らしくて、笑いがたくさんあって、、ブルーレイがオススメです。
お話の構造もいい。ストーリーの中に出てくる、お菓子そのもののような作品です。サスペンスですが。
登場人物が多くても大丈夫
驚くような仕掛けや展開があるわけではないが、じっくりみていると引き込まれる。いろんな要素が詰め込まれていて、あきずに見ていられる。サスペンス、ヒューマン、コメディ、脱獄、など。
映像は意識的に左右対称にされていることに、途中で気づく。ロケーションに出てくる建物、美術品のいちいちが重厚で美しい。
ラストもさらっと終わって安心して見れるのではないでしょうか。
いつまでも見ていたい
ブルーレイ、吹き替えで視聴
とても綺麗でどのシーンを切り取っても芸術作品のような魅力がある。ユーモアのセンスも抜群で笑える。
以外とグロテスクな表現もあるが、映画が芸術的なので苦手な人も苦にはならないだろう。ロケ地に実際行ってみたいと思える。
観ていて楽しい
どこかのレビューであったように、まるで絵本のような作品でした。衣装や故意にチープな風景など、まさに絵本が動いているようでおもしろかったです。ただ内容に関してはずばぬけておもしろいとは言えないので、2回目はないかも。
いつまでも心の中に残るすてきな世界
私がこの映画を観たシネマライズって、2016年1月7日で閉館してしまうそうだ。私のようなニワカはともかく、東京の映画ファンのみなさまには様々な思い出がある場所なのだろうと思う。思い出のある場所がなくなっちゃうのって、とても切ないことだ。
「彼の世界は彼が来るずっと以前に消えていた。それでも彼は見事に幻を維持してみせたよ」
この映画は時系列的に、現在(少女)‐1985年(作家/トム・ウィルキンソン)‐1968年(ゼロ・ムスタファ/F・マーレイ・エイブラハム)‐1932年(ムッシュ・グスダヴ・H/レイフ・ファインズ)年と、四重の入れ子構造になっている。登場人物が次々と過去を振り返ったかなたの昔に、私たちはようやくグスタヴを見つけることができる。その時代では目に映るもの何もかもが美しいが華美ではない。ホテルも、人々の装いも、ほんのり温かく優しい色合いだ。古き良き時代を、丁寧に丁寧に宝箱の中に閉じ込めたような、すてきな映画だ。ちょっとブラックなユーモアも、メルヘンチックにコーティングされていて少しも嫌な感じがしない。
しかしそのグスタヴの時代ですら、その美しさはもはや幻だったとムスタファは言う。わたしたちが観たのは、まさに消えゆくその間際のすがただった。痛快な冒険とハッピーエンドの後、グスタヴもゼロの妻となったアガサ(シアーシャ・ローナン)もあっけなくこの世を去る。たくさん笑って楽しんだ後に残る一抹の寂しさが、いつまでもこの映画を印象付けて、私たちの心の中で宝物のように残るのだ。
アレクサンドル・デスプラによるサウンドトラックも非常に素晴らしかった。
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